*-* 2005年07月の日記 *-*
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  だってお嬢様ですから
◆2005年07月15日(金)◆  
 かなり頭が大きくなってきた感じがする。手とかも色が落ちて、真っ白になってきた。なんせ両親ともに色白(いやオレは焦げて今は黒いがな)なものだから、当然その娘であるひぐもまた「美白」である。親バカ望度全開中。足の指の形なども変化してきた。最初はオレの足に似てると思ったが、今はきばの足に似てる。ほっぺがふっくらしてきた。全くもって、見ていて飽きない変化っぷりだ。

 最近、午前中は割とぐずるようになってきた。どうやら甘え泣きとまでは行かないものの、「泣いたらあやしてもらえるんじゃないか」ということが無意識中の反射行動として確立されてきたのか、それとも確信犯なのか、何はともあれ脳のシナプスが順調に接続されつつあるらしい。変な場所に繋がったっきりオタッキーな方向に成長したりとかしない事を祈る。脳味噌の中身は遺伝とは関係ないはずだ。むしろ環境。あ、環境こそ、か。スマンひぐよ、未来の一部分は決定済かも。
 シナプスの正常な発達を我々に提示する行動としては、「ウンチで泣く」というものが加わった。今までは寝ている時はウンチ出てても寝る、ミルクの時はウンチ出てても飲む、そして飲み終わったら知らんふりして寝る、とまぁ、明らかに「人生で大事なのは喰う寝るそして喰う」といった様相を呈していたひぐだったが、今ではようやっと「ウンチって気持ち悪いかも→気持ち悪いから掃除してもらわないと→泣いて知らせなきゃ」と理解し始めたらしく、泣くようになった。また、ウンチのタイミングも日に二回ほどになり、今までのような飲んだら出すトコロテン方式ではなくなった。これも育児書によると正常な発達らしい。オレは今でも食ったら便意が湧くんだが。オレの腸は新生児状態で止まってますかそうですか。


 ウチの部屋はマンションの15階なので、あまり蠅やゴッキーとは縁がないのだが、蚊だけはなぜかこんな高空にまで血を求めてやって来るらしく、オレもきばもよく蚊に刺されている。どうやら蚊の世界も血液不況らしい。出稼ぎご苦労様…という思いも自ずと湧いてくる…はずもなく、ひたすら蚊とのバトルが夜な夜な繰り広げられるわけである。助かるのはヤツらには徒党を組むだけの脳味噌がない事であって、仮に3機編隊でジェットストリームアタックなぞ掛けられようものなら確実に三箇所刺されてしまうわけである。うわぁフツーの結果。
 さてしかし、オレやきばは例え刺されたとしても「掻きまくる」とか「ひたすら耐える」とか「文明の利器、ムヒ」とか対応策があるにしても、ひぐはそうはいかない。感染症も心配になる。てことで、「蚊帳」を買う事にした。幼児用の蚊帳といえば、大抵はこんな感じのが多いわけで、所謂食卓用の「蠅避けネット」タイプの物が殆ど。勿論、オレもきばもそういうのを想定していた。昼から特休をもらっていたので、赤ちゃん本舗に見に行ったのだが、






 …デカい。






 なんせベビーベッドをすっぽり覆う蚊帳である、120×70cmの蚊帳が天井からつり下げられているその姿は、異様なほどに大きさを感じさせる。圧迫感を感じてしまうほどである。あわよくば、将来的には食卓の蠅避けに…との目論見は脆くも崩れ去り、「こんなん可愛くない…」との思いがいや増した。ソレでも蚊帳は要る。結果。







こんなん買いました。




だってお嬢様ですもの(笑)。ていうかドコのお姫様ですか…という状況だが。ファスナー式で開閉出来るので全体を取り外す必要はないし、設置したりどけたりの度に「ゴメンね食品扱いして」と、娘に申し訳ない気分にならなくても良い。エアコンの風除けにもなるので一石二鳥。数百円しか価格の差が無かったので、良い買い物だったとオヤジ満足。


 でも、これ。これがあったら多分買ってた。だって黒いし。備長炭だし。でも9,800円。…高ぇよ(笑)。


  出生届
◆2005年07月12日(火)◆  
 今日、市役所に出生届を出してきた。これで名実ともに、ひぐはウチの子である。住民票記載事項証明を取ると、そこにはオレときばとひぐの三人が記載されている。これからは、この三人が「家族」の最小構成だ。数十年間。よろしく、ひぐ。パパとママが、きっと幸せにするよ。





 役所から帰ってきたオレを待っていたのは、ミルクをお腹一杯飲んで幸せそのもののひぐの寝顔。…とりあえず、今はこれで良いらしい(笑)。


  家での二日目
◆2005年07月10日(日)◆  
 きば実家からお義母さんが手伝いに来てくれているので、存外に子育てには苦労していない。というより、








だってこの娘、飲んでる以外は寝てるんだから。









「メシ」「フロ」「寝る」の三拍子揃ったお大尽ッぷり。ホンット、泣くのって「お腹空いた」って時だけ。お腹がくちくなったらもう上機嫌。ゲップする間も惜しむほどに速攻で寝に入る。…たとえ、自らの臀部に自らの排泄物が付着していようとも、そんな事は表情にも出さないで。

 昨晩は、二度のおっぱいタイムがあったらしい。オレはその時々で目覚めはしたけど、きばとお義母さんから「寝てなさい」と怒られるので、大人しく寝かせてもらった。それでも細切れ睡眠は身体に多少負担を与えるという感覚はあるが、今後お義母さんが家に帰り、ひぐがもっとよく泣くようになったら、多分もっとしんどいだろうな…とは思う。それでも、腕の中でウトウトしている顔を見たら、『ソレがどうしたぁぁぁぁぁ、疲れがナンボのもんじゃいぃぃぃぃぃぃ』という思いになる。


 今日は、うちに帰ってきての始めての沐浴。甥が沐浴をしている姿は実家では何度も目にしていたが、オレ自身はその時手伝いはしていなかったので、改めてたまひよ大百科シリーズ「出産&新生児大百科」を読み返す。…上手く出来るかどうか不安。今日は、きばとお義母さんに任せて、オレは記録映像係にまわった。
 沐浴、ベビーバスを見ていると、赤ちゃんのお尻を乗っける出っ張りがあるので、きっとそこに赤ちゃんのお尻を据えてやるもんなんだと思っていた。が、最初に担当してくれたお母さん曰く、「浮いてしまうのでお尻を据えるなんて出来ない」とのこと。成る程、そりゃ言われてみればそうなんだろう。次にきばが交代して洗う。さすがにきばは、母性看護学の実習などを受けているだけに手慣れている感じ。オレも早いウチに練習して、ちゃんと沐浴が出来るようにならんとイカンな…。
 沐浴の為に服を脱がす際も、沐浴中も、沐浴後に服を着せて身体のお手入れをしている時も、ひぐは大人しいものだった。甥っ子はもう少し泣いていたように思ったが…2週間経つと泣くようになるのかしらん?


 それにしても、小さいお子だ…ベビーベッドは、頑張ればオレが入りきらないスペースではないが(重量の部分は計算外)、そのベッドに横向きに寝かせてもまだまだ余裕である。これがどんどん大きくなって、市販の服では身体が入らなくなって、帽子は鉢に収まらなくて、ドアは通れないという状況になってしまうんだろうか!?<どういう子供にしたいんだ
 ひぐは、そんな親の心配(どうでもいい内容)をよそに、今日もすやすやと寝ている。病院にいる時は、頭を左側に向けている事が割と多かったんだが、ウチに帰って来ると今度はほとんど右を向いて寝ている。頭の形が悪くなりはしないか…と心配。そっと頭を上げさせてみると…







 餃  子  耳  。








頭の形どころの話じゃないですよ、ひぐさん(笑)。


  退院
◆2005年07月09日(土)◆  
 今日、きばとひぐが退院した。

 昨日の晩はオレも一緒に病院に宿泊し、病院での最後の夜を満喫(?)してきた。と言っても、夜中に何度も目が覚めてしまったのだが。きばはホルモンの関係もあり、オレは慣れないベッドの上だったから。…と言いつつ、オレは明け方の救急車の音では目覚めなかったのだから、相当疲れていたとも言える。
 明け方、入院している産婦人科に救急車が来たらしい。個人病院だから、救急車で急患が運ばれてくるとは考えにくい。そうなると、新生児仮死や超未熟児などの理由で大病院へと搬送する為に救急車を呼んだ、と言う方がしっくり来る。そんな風に、産院は朝からドタバタしていた。

 その所為…と言うわけではないのだろうが、きばの退院の時刻が最後までハッキリしないままの状態だった。オレは朝から部屋の方の準備。一昨日ベビーベッドの組み立ては終了していたので、今日は掃除をしたり色んな物の場所移動を行ったり。10:30頃、お義母さんがやって来た。一緒に部屋の掃除をした後、それぞれの買い物に出かけた。
 粉ミルクやミルトン、その他諸々の買い物を済ませ、お義母さんと昼食を済ませた頃に、ウチの両親が病院に到着したとの連絡が入った。急いで病院に駆け付ける。大人が5人にひぐ1人。主役であるひぐの何と小さな事(笑)。暫し談笑をしている内に、きばが呼ばれて診察を受けて、晴れて退院決定。すぐに準備をして、親の車でマンションまで移動して(徒歩5分の距離だが)、ひぐをベビーベッドに寝かせた。


 最初、「此処は何処?何で先刻までと違うの?」という表情をしていたひぐだったが、程なく眠りについた…と思いきや、すぐにぐずり始めた。なぜかよく分からない。ベッドが違うからか、布団が違うからか…色々考えてみるが、一向に泣きやまない。よく考えてみたらミルクの時間が来ていたので飲ませる。しかしあまり飲まず、疲れて寝てしまい、またすぐに空腹で起きて…の繰り返しが3時間ほど続いた。
 どうして…?と考えてみる。使っている哺乳瓶は、ピジョンの「母乳相談室」。割と吸いにくい事で母乳への移行を容易にしようというコンセプトの製品だが、それにしたって産院でも同じ物を使っていたのだから、もう少し飲んでくれても…と思い気が付いた。産院のは使い込まれている吸い口。こちらは新品バリバリの吸い口だ。それで出てこないに違いない。

 他にも購入しておいた哺乳瓶、Apricaのドクター・ブラウンに変えてみた。今度は割合よく飲む。先刻までのように、飲む努力だけで疲れて寝てしまい、またすぐ起きてしまうという事は無さそう。もっとも、日中はなるべく母乳相談室で飲ませ、夜中などのこちらにとってもキツい時間帯にはドクターブラウンなどのより飲みやすいものを使おうか…と話をしている。出来れば、母乳育児に持っていきたい思いはあるので、母乳相談室をメインで使っていきたい。


 まぁ、家での授乳&おむつ替えに関しては、現在何とかクリア中。おむつ替えはもう手慣れたもんだ。しかし、明日からは沐浴が入って来る…幸い日曜日なので、十分に予習する時間はあるわけで、本当に土日に産まれてくれてよかった…と感謝しきり。後はたくさん飲んで、たくさん寝て、大きく育って欲しいと願うばかり。


  目指せ連日更新
◆2005年07月06日(水)◆  
多分、今だけだと思うけど(笑)。

 今日は結構仕事で遅くなった。加えてカム子を車検に出しに行っていたので、オレが病院に行けた時には20時をまわっていた。ちなみに代車はスプリンター。スプリン太、ってことでオトコノコだ。前はミラ夫だったので、カム子の周りはオトコノコばっかりだね。ひぐはマネしちゃ駄目だゾ?


 さて、今日はひぐの色んな検診が行われたらしい。血液検査とか超音波検査とか。オレは遅かったので立ち会えなかったし、きばも立ち会ってない。まぁ、そういう検査でもないわけだし。
 その検査で分かった事、とりあえず一つ。
 とにかく今回の妊娠〜出産では大変この娘には悩まされ心配させられたワケなんだが、その心配の一つとして「卵巣嚢腫」があった。

 1ヶ月ほど前の検診だったと思うが、超音波検査の映像に黒い円が二つ、映り込んでいたのだ。片方は膀胱。もう片方は…腎臓の場所ではないので、水腎症を疑う必要なはいが、この位置だと卵巣嚢腫かも、と医師には言われた。命に関わる話ではないから、とりたてて不安に陥るような事はもう無かったが、それでも次から次へと出てくる悩みの種に、きばもオレもほとほと神経をすり減らせていた。どうしてこの娘はこんなに悩ませるの…?何が悪いの…?と。
 ところが、その次の検診では黒い影は消えていた。医師は「膀胱かも知れないが、おしっこをした後で膀胱が潰れて見えないだけなのかも」と卵巣嚢腫説を捨てようとしない。
 さらに次の検診では…完全に見えなくなった。黒い影は消えてしまったのである。医師は「イヤしかし、こうなるとまた不安が」と言うわけだ。





 で、今日の検診結果。今回はひぐに直接超音波照射。結果、卵巣嚢腫、影も形も無し







つまりアレか。オレらを不安に陥れたのは、ひぐじゃなく、医師のぼやきか。そうかそうだったのか。…まぁ、インフォームドコンセントは難しい、と言う事だな。


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