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おしるし。
◆2006年06月28日(Wed)◆
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この日の早朝、きばが微量に出血。オレも確認したが、色も割と鮮やか。時期的には既に正期産。つまり、「おしるし」。正確に言うと、子宮口が少し開いてきて、卵膜がはがれ落ちたときに少量出血するのが、おしるしである。つまり、コレから出産が始まりますよ…というサインでもある。尤も、陣痛開始までの時間はまちまちであり、早ければ一両日中、遅くとも1週間以内には…というのが通例である。しかもかなり間隔は広いが、若干の痛みも感じるようだ。
当然驚いた。予定日は7/10。まだ2週間ほどもある。しかもこの日から学校は期末試験。でもってオレは成績関係担当。糅てて加えて教科の主任。これからが最も忙しくなる時期である。当然、出産に向けてその辺の準備は大体済んでいるのだが、これで「完璧に」済ませなくてはならなくなった。急いで学校に行き、各関係部署に連絡、指示、依頼、念押し、ゴリ押し。ことが出産だけに、みな二つ返事で協力してくれるものの、同時に事が試験だけに、幾ら準備してもしきれていない感が拭えず、焦りばかりが募っていく。
あっという間に昼がやって来た。勿論昼飯なんて食べている暇はない。いつ、きばからヘルプが入るか分からない。お義母さんは既に草津に来て待機して下さっている。すぐさま動ける準備をしなければ。そしてついにきばからメールが。
「何か痛みが遠のいて、全然気配がないんだけど。」
(T_T)えーと。まぁ良いんですけどね、今後いつ始まるか分からないんだから準備してる、って事で。でも、でもね、慌てたんだってば…
長い、長い戦いの幕開けであった。 |
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半年ぶりの対面
◆2006年06月24日(Sat)◆
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この日従兄が遊びにやってきた。普段は韓国にいるのだが、ちょうど日本に帰ってきていたので、この機会に…と言うことで、実に半年ぶりの再会と言うことになった。それはまた、今回の出産に絡んで、ウチの母親にヘルプで入ってもらったときに、少しでもひぐが懐いていた方がいいだろう…ということで、なかなか出来ていなかった顔見せが目的だったということもある。
実際問題として、この娘(ひぐ)、あまり人見知りをしない。というよりも、人見知りの時期を過ぎたと言った方が良いかも知れない。もっとも、全くの初対面の相手であれば最初の内は大人しい状態で居るのだが、ウチの母親には何度か既に会っているからか、最初っから営業モードにこやかな笑顔で接していた。少し安心。まぁどうせ、一日も一緒に居ればすぐ馴染むのだから、そうそう心配はしていないのだが。 ちなみに従兄とも臆することもなく、すぐに馴染んでいた…というよりは、お互いに自分の好きなようにしていた、というか。むしろ、自分のテリトリーに居るひぐの方が、どこか知らない場所に連れてこられた従兄よりも平然としていたような…まぁ無理もない話だが、しかし、もしかしたらウチの娘は単純に慎重さが足りないだけなのかも知れないという可能性を考えてしまったり。だ、大丈夫だよね、ひぐ…?
4時間ほどの滞在の後、従兄と姉と母は帰っていった。その間中、結構上機嫌でいたひぐではあったが、さすがに疲れたのか(やっぱり緊張したりもするんだろう)、その日は興奮でか、なかなか寝付けない様子だった。
ちなみに、写真はプレゼントにもらった犬のオモチャ(泣きながら近寄ってくる)…を、押さえつけているところ。口を押さえつけられているので、泣き声が次第にか細く、モーターもきしみ音を発しながら止まろうとしている状態。ちなみに従兄も同じものを持っているらしいのだが、最初は怖がって近寄りもしなかったらしい。この娘はというと、最初っから喜んで近付いて、頭を掴んで口に手を突っ込んで、むんずと…そして断末魔。
…だ、大丈夫だよね、慎重派だよね、ひぐちゃん!? |
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歩きましたでこの人
◆2006年06月16日(Fri)◆
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たった1歩なのだが。
きばからのメール、タイトルが「うわ〜」で届いたので最初は『すわ、何か起きたか(具体的には白い放物線でも描いたか=吐いたか)』と思ったのだが、文章の中身を見ると
『ひぐが一歩歩いたよ、偶然ぽいけど。』
という内容。11ヶ月。1歳手前で歩いたか…そろそろ歩くんじゃないかとは思っていたけど。オレはちなみに12ヶ月で歩いたんだとか。きばは10ヶ月。密かに、母親の記録を抜いて欲しいと思っていたのだが、掴まり立ちをするようになってからが割と時間があったように思う。
帰ってきてからも、オレの目の前で1歩歩いたのを目視。もっとも、この時点ではそれ以上は歩かず、また歩いても不安定で仕方がなかった。それでも、「サル→人間」の進化の一過程を直に見る感覚は、なかなかの感動だった。 |
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嗚呼バカ父
◆2006年06月12日(Mon)◆
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ちなみに、「嗚呼」の一文字目は、「鳴く」じゃないからね!! 口偏に「烏(カラス)」、間違えないように!!ハイここ試験に出るよ!!
さて。
随分日記を更新していなかったので、言うまでもなく後日の追記である。この日、オレが学校から帰ってきたら、きばが嬉しそうにデジカメを差し出してきた。どうやら良い写真が撮れたらしい。
見てみる。
うおおおおお毎度ながら可愛いぜマイドウターこんちくしょー。 どれどれもう少しズームインして…
…
……
…………!!!!!!
アンシンシキッタ エガオ
誰だこのクマやろう人ンちの娘に近付きやがってそこを退きくされぶっ殺qああwせdrftgyふじこlp;
…いやだからね、嗚呼アアア、バカ親…って話。 |
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ぐりの検診日
◆2006年06月10日(Sat)◆
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今日は天気も良かったし、みんなの体調も良かったので、ぐりの検診(つまりきばの検診)に、オレとひぐも付いていった。
予約がしてあるので、早めに終わるかな…と思いきや、そこは産院、何が起こるか分からない。予約の時間が過ぎても検診が始まらないのは良くあることなのだが、今日はオレらよりも早く来ている人達がかなりの数、待合いに居たので、これは遅いんじゃないだろうか…と二人で話ながら、診察室から最も遠い椅子に腰掛けてノンビリしていた。少しずつ、客がはけていったら近付いていけばいいか、ってなくらいの気持ちで居たのである。
するといきなりのアナウンス。名前が呼ばれ、診察室に入って下さいと言われる。慌てるオレ。なんせひぐの写真を撮ったり、カバンの中からタオルを出していたりと、動く状態にはなっていなかったからである。言うまでもなく、きばも焦る。荷物とひぐはオレが見ておくので先に行けとの旨、きばに伝えると、頷いたきばは、診察室に向け、走って行きやがった。オイ固羅待て妊婦。
それはさておき、久しぶりに見るぐりの超音波画像。ぶっちゃけ、もうどこがどこだか分からない(笑)。デカくなってしまったので、全身は言うまでもなく写らない。いつも通り、頭囲・腹囲・大腿骨長を計り、おおよその大きさを計測する。画面を見ていたオレは、気付いた。
「アレ、先生、ちょっと小さめにとってる?」
気持ち小さめに取っている様子が分かる。頭囲・39週並み。腹囲・38週並み。大腿骨長・35週並み。現在35週なのだから、頭囲と腹囲が成長しすぎ、ということなのだが、しかしコレはつまり、ぐりさん、足が短め、って事だよね、君!? …まぁ、安定した感じがして良いんじゃないかな、って、父さん、思うよ、ウン。て言うかえらくデカくないか、君!?
最後に、トータルでの現状での体重の予測数値が出る。
結果:2,560g。
わぁい、ひぐが生まれたときより重いや orz まだ正期産まで間があるんだよ…?一体何kgで生まれてくるんだマイサン。しかも先生は小さく取ったのにこの数値、この破壊力。お姉ちゃんは小さくて心配掛けたし…大きいのはまぁ良いことなんだが。極端な姉弟だ(笑)。 |
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