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BCG接種
◆2005年11月28日(Mon)◆
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この日は午前中に年休をもらって、家族三人でひぐのBCG接種に。その前のポリオの予防接種にはついて行けなかった為、実は結構楽しみにしていたのである。 何せ、予防注射だ。てことは注射だ。てことは針が刺さる。てことは痛い。てことはひぐは泣くだろう。この、外面大魔王・ひぐの顔が、苦痛に歪み、外面など気にしていられずに泣き叫ぶ様を見ながら、「ほぉらお父さんは全然痛くないよ」とオトナの余裕をかますことで、父親の威厳と偉大さを見せつけ、ひぐから尊敬と畏敬と羨望の眼差しで見つめられるイイ機会なのである。ウン、ツッコミどころは満載だ。気にするな。ついでに言うがオレはSじゃない。ましてや娘に対して負の感情など一切持ち合わせてはいない。実験だ、実験。
さて、会場に着くと…何ジャイこの人数は。百組以上は居るんじゃないかという親子の群れ、群れ、群れ。しかもその全てがひぐと同じくらいの月齢の子供である。当然の如く泣き出したりしている者も居るし駄々こねている者も居るし、既に注射を終え、大泣きしまくっている子供もいる。一種の動物園状態である。ひぐもこんな風に泣くんだろうか…と思いながら、名前が呼ばれるのを待った。
…待ってます。
……待ってます。
………まだ待ってます。
…何時間かかるねんな何時間。最初の体温測定(1分で終わる)までに1時間以上待たされ、次の問診(30秒で終わる)までに1時間半待たされ、医師の診察(2分で終わる)までに半時間待たされた。この効率の悪さってどうよ、全くお役所仕事レベルじゃないの…ってお役所ですかここはハイそうですか。あまりのとろくささに、我々親の方がブチ切れかける。それでもひぐは終始外行きの顔…途中でぐずり掛けるが持ち直す。この辺りで当初の目論見が崩れかける音を聞いた様な気がした。
ようやく最後の段階、今回のメインイベント、ひぐの柔肌に初めて針が突き刺さる、そう アイアンメイデン(鉄の処女) BCG接種。この時ばかりはオレもデジカメのスイッチを「ムービー」に入れ、その柔らかで穢れを知らぬ口唇から堪らず絞り出されるであろう絹の様なか細き悲鳴を逃すまじ、と緊張を漲らせながら医者と対峙するひぐの横、ベストポジションを確保して事に臨んだ。
医者:「さぁ〜我慢していこうね〜」
プ ス
プ ス
二回も刺しやがった二回も刺しやがった二回も刺しやがったこの医者、なんて事するんだこのヤロウうちの娘に、そんなに9本も針の付いた器具を用いてうちの娘の珠の様な柔肌に二回も針を突き立てるなんてしかもその後、その器具で痛めつけるかの様に同じ部位をこするだなんてあんまりだあんまりだあんまりだウワァァァァァン!!(BCGの正式手順です)
嗚呼…痛みに泣く我が娘よ。しかし、父は!!父はその姿も留めておかねばならんのだ!映像として記録し、遠い将来、充分に身も心も年頃の娘として成長し、生意気な口をききながら父に反抗してくるであろうお前にその映像を見せつけて「ハハハン、どんなに生意気言おうがこのくらいの頃はベソかきながら泣きじゃくってた小娘が!!」と長幼の序を見せつけてやらねばならんのだ!! <最低な父親だなオイ
よっしゃカモン!!泣き顔カモン!!
ひぐ:「………………………………………………」
あれ?泣き顔、カモン!? ナミダくん、コンニチハ?サヨウナラ?
ソッコー泣き止みやがったこの娘。
一瞬。まさに一瞬だったよ。針が刺さった瞬間こそ「何すんねんこのオッサン、痛い、痛いやんけワレ〜」と泣き声を上げたものの、きばが立ち上がった瞬間には「アレ?抱っこ?抱っこしてくえゆのん!?て言うかここ、外!?イヤやワァうちとしたことが、はしたない声上げてもうて〜。もう、恥ずかしいワァ」とばかりに『今ナニかしたか?』状態のとぼけ顔。無論、その変わり身の一部始終をカメラは捉えたわけだが…イヤしかし。ナニこの外面大魔王っぷりの徹底さ加減orz
その後も、他の子供達が泣きじゃくる横で平然としていた。まったくもってスゴい外面である。なお、殆ど同じ月齢の子ばかりのはずなのだが、オレら夫婦(ガタイはデカめ)が抱いているひぐと比較してみても、その軽そうなこと軽そうなこと…いやはや、ひぐの堂々とした態度&肉付きッぷり(とりわけ太股)、キミは"大物"になるよ、ひぐちゃん。 |
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ばーちゃんと散歩
◆2005年11月27日(Sun)◆
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すっかり書きそびれていやがんのオレ。
さて、Diaryの方から確認して頂いた方がほとんどだと思うが、今、二人目がきばのお腹の中で順調に成育中である。見事に年子というわけで、イヤモチロン計画の上デスよ?育休や産休の兼ね合いを考えて、仕事のことも考えて、出来れば年子が良いね〜、とは話してたんデスよ?
…まさかそこまで自分のhit率が高いとは思わなかっただけデス。
さて、そのお受験戦争も真っ青の倍率を勝ち抜いたオレのゴニョゴニョがゴニョゴニョしたおかげでこうして授かった第二子なワケだが、当然の如く悪阻はあるわけで、昨年同様、やっぱりキビシイっぽい。ということで、下記の如くまたお義母さんにご助力願っているわけである。また、今回はひぐも居る為に、オレだけでは面倒を見きれない可能性も高い。と言うことで、うちの母にもヘルプコールを行い、週一程度で来てもらうことにした。
この日はうちの母に来てもらい、ひぐの面倒を見てもらいながら、家の面倒なども見てもらった。さらに、随分とひぐを外に連れ出せていなかったので、オレと母とで散歩に連れて行くことに。ウチのマンション、商業施設の上に建っているので、その屋上に専用庭園があるのだ。
たっぷり40分程、色んな事を話しながら散歩をしたのだが、その間、割と冷たい風が吹いていて、大人二人は少し寒がっていた。…尤も、ひぐは見ての通りの着ぐるみ姿だった故、寒そうな気配など何一つ無かったことは言うまでもない(笑)。この着ぐるみ、未だにもう少しデカいんだよな…ピッタリになる頃には、春が来ているだろうか。それはそれで少し残念…(^^;) |
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御無沙汰してまして。
◆2005年11月26日(Sat)◆
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いや、ひぐは元気に育ってましたよ?ていうか今も元気ですよ。
最近は湿度が低い為か、また月齢のこともあってだろうけど、頬の辺りが乾燥しやすくなってきていて、ちょっと湿疹みたいな状態になりつつあるので、Curelの薬用ローションが欠かせない日々。コレを塗るだけでスッと湿疹が消えるんだから、赤ちゃんの肌ってスゴい。
今日はお義母さんが来て、ひぐの面倒を見がてら、ご飯を作って下さっている。きばの調子がなかなか思わしくないのだ。心配ではあるが、乗り切るしか仕方がないわけで。なぁ、ぐり? |
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昼は天使、夜は堕天使
◆2005年11月24日(Thu)◆
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このところ、ひぐが寝てくれない…
 昼間は良いんだ。抱いてたら寝る時は寝るし、遊ぶ時は遊ぶ。下に寝かしておくと、寝ることはないが一人遊びも結構する様になった。寂しくなったら親を呼ぶが、こちらだって昼間だから対処できるし、一緒に遊んでもやれる。
ただ。
お風呂にも入り、授乳が終わり、ゲップをさせ、さて寝かそう…と布団に横たわらせると、「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」抱き上げると、「すーすー」。で、寝たかと思ってまた寝かすと「ほんぎゃぁぁぁぐぉげぇぇぇぇぇぇ………」orz 抱いて寝かしつけている時間が、何分でも一緒なのである。何時になっても同じなのである。とにかく背中がつく、それだけで泣き出す。一時期、新生児期に『背中スイッチ』があるなこの娘、と思ったことはあるが、まさにその状態…結局、腹の上でないと寝ない。諸事情(だからDiary参照)によりきばの腹の上には置きたくなかった為、夜通しオレが抱きながら寝ることに。
も ち ろ ん 、 熟 睡 で き ん 。
最悪なのは夜中の授乳後だった。授乳場所は、寝室ではないため、布団などろくに用意していない。しかし、その場所でひぐ、寝始めてしまったのである。この時に限り、『普通の状態』で。さぁ悩んだ。このまま寝かせておくべきか、でもそれだとこっちは毛布一枚で寝る羽目になる。かといって、寝室に連れて行くと起きてしまう。連日満足に寝ていない疲弊した身体にそれは厳しい。寝室に布団を取りに行く暇があったら寝たい。眠いんだ、オレは。
そして翌日、喉が痛くなってしまった。
幸い、喉の痛みは程なくして消え、風邪まで発展はしなかったが、コレが続いた日にゃぁ…と、二人して戦々恐々だった。日中、ひぐには何度も「良い子だから、夜おねんねしよ〜ね〜」と言い聞かせ、それでもまた夜にはぐずられ、腹の上に乗せて…三日間、その状況が続いた。
コレを書いている26日現在、もうその状況はない。要するに、布団が冷たいのがイヤだったらしい。一旦寝かしつける時に腕枕をして横向きに抱いた状態で寝かせ、寝たい気持ちの方が冷たさを嫌がる気持ちに勝った辺りで布団に横たわらせる。その間、出来れば自分の手でひぐの布団を温めておく方が良い。後は、頭を撫で撫でしながら寝るのを待つだけである。それだけで、夜、随分寝る様になった。
…待てよ、湯たんぽなどを活用すれば良いんじゃないのか…!?アレ? |
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四ヶ月検診
◆2005年11月22日(Tue)◆
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この日は、ひぐの四ヶ月検診。
オレは仕事で抜けられないので、きばが連れて行ってくれた。体調不良で(理由はDiary参照)気持ち悪そうだったが、何とかなったとのこと。
帰ってから様子を聞くと、いつも通りの営業部長ぶりだったと言うことらしい。医院の医師や看護婦、皆から「可愛いね〜あ、笑ってくれるのね〜エヘヘ〜」と言われ、さらに御満悦だったらしい。それにしてもこの愛想の良さはどこから来るのだろう…親としてはありがたい限りであるのだが。 検査の結果は、全て問題無し、順調に成育中。引き起こし反応で立ち上がってしまった(TODOMANGA・2005/11/26の03「縦×横×横×高さ=higu?」参照)というおまけ付き。我々親の方としては、まともに引き起こし反応を見せないひぐに対して心配し不安がっていたのだが、医者の方は
「立っちゃったね〜アッハッハ」
という反応だったらしい。ま、親の心配なんてものは、大抵杞憂だ、と言うことなのだろう。それでも心配してしまうのが親ってもんなんだが。
そうそう、ひぐ、若干背の伸びは遅いらしい。これはもしかすると、ひぐのおばあちゃん辺りの遺伝を受け継いでいるか…?ちっさくて華奢でおぼこい娘に仕上がるか!?自分達夫婦のDNAを鑑み、200cm100kgも覚悟していた我々としては、青天の霹靂レベルの希望の光である。…尤も、生まれた時がかな〜〜〜り小さかった、と言う事実に強引に目を閉じれば、の話であるが。
そうそう。で、背が低めなので、そこから考えると、ひぐ、太りすぎだってさアハハ。…順調に成育中、らしいorz。まぁ、親の心配なんてきっと杞憂だよアハハハハハハハハはハハハは(汗) |
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