PAGE : 1
|
お姉ちゃん
◆2006年07月27日(Thu)◆
|
|
1歳の時の記憶…持ってます?
オレの最初の記憶は、3歳の時、字の運動会で母親と一緒に走った時のものだと思う。まぁ言うまでもなく今では既にあやふやな(それが最初なのかどうかも含めて)ものになってしまっているのだが、少なくとも、自分が1歳の時に何を考えて生きていたのか…なんて、全然覚えていない。それだけに、ひぐの行動というのはなかなか興味深い。
ぐりが生まれ、退院して我が家にやってきてから2週間以上が経った。最初のウチ、ひぐはぐりを「何か異質なもの」と捉えていたのか、全然近付こうともしなかったし、触るだなんてトンでもない…といった様子だった。ちなみに、幾つか前の日記には、手を繋ぎながら寝ている、微笑ましい姉弟の写真が掲載されているが、言うまでもなく、親が無理矢理手を其処に於いて撮影した、立派な捏造である。 そんな風にぐりを避けていたひぐだったが、さすがに少しずつ「コレは自分の家族らしい」という認識をし始めたのか、そこに居ることに慣れ始めたのか、近付いても気にしなくなったし、時には手を伸ばして触るようにもなった。ぐりが泣くと心配そうにのぞき込みに行くこともあるし、自身の状況次第ではつられ泣き(まぁ、それが一番困るのだが)もするようになった。
この日は、ぐりがベビーチェアの上でぐずっていると、トテトテトテ…と近寄ってきて、親の代わりにチェアを揺らしてくれた。あたかも泣いてる子をあやす、「お姉さん」のごとく。やっぱり実感として、弟の存在を感じているのかな、ちゃんとしなきゃ…と思ってるのかな…と、成長してくれた我が娘に、暫し眼を細めた。
…「暫し」っても、2、3秒ほどだがな。何せその後、急激にチェアを揺らしまくった挙げ句、両手を振り上げてぐりの上に振り下ろそうとしたから(笑)。もうビックリですよ(^^;) |
|
|
|
|
|