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突発性発疹? その3
◆2006年08月18日(Fri)◆
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状況としては一番ひどい日だった。
水曜日、ちょうど発熱した日にウチの母親が来てくれていたのだが、そこから三日間、この日の午前中までうちの親が居てくれた。それでかなり助かっていた部分があるのだが、この日、午後になってからまた熱が上がり始めた。39.4℃。最高到達点をマークした。ただし、ひぐの機嫌は良い。水分も良く取れるので、一旦ここは坐薬を入れずに様子を見ることにした。相変わらず下痢はひどく、初めて服まで汚れてしまうような便も一度出たが、それ以外は至って元気だったのだ。
その判断は正解だったようで、その後夜に向かうに従い、どんどん熱が下がっていく様子で、坐薬を使わずに21時段階では38.1℃まで熱が下がった。この調子で行けば朝には下がるかな…と思っていたのだが。
突然の、嘔吐。
前兆があったので、壊滅的な被害は免れることが出来たが、いきなり泣きだし、咳き込んでの嘔吐。咽頭炎の時には毎日が嘔吐との戦いだったが、今回はこれまで嘔吐がなかったので驚いた。食べる物も食べられていないので、ほとんど水と胃液ばかりの嘔吐である。この手の嘔吐が、嘔吐の中では最もきつい。吐くモノがある場合には、吐いてしまってスッキリ…となれるのだが、胃液しか吐くモノがないときは、ただただ激しい突き上げが胃を締め上げ、喉は胃酸で焼けるばかりになる。体力は一気に消耗する。自分が吐きやすい体質(つーか遺伝したわけだが)だけに、ひぐの苦しみが手に取るように分かり、可哀相で仕方がなかった。
翌日の朝には受診の予定なので、ここで救急診療を受けても仕方がないし、言われることはどうせ分かりきっているので、吐いたものの後処理と水分補給を行い、寝かすことにした。熱も急激に上がってきていたので、やはり坐薬を投与。先刻の嘔吐の気持ち悪さから泣き叫び続けるひぐを着替えさせ、坐薬を入れるのは甚だ困難だった。
この夜は、ひぐが泣いては目覚め、咳き込んでは目覚め、ひぐが寝返りを打っては目覚め、ぐりが泣いては目覚め…全く眠れない様な状況が続いた。不思議とそれでも寝るときには寝られ、体力は削られているはずなのに辛くない。アドレナリン全開状態なのだろう。大体この2年間ほどは、こんな状態が続いている気がする。
坐薬の効き目か、やはり熱が下がりつつあったのか、3時段階では35.6℃まで体温が下がってしまった。泣き声にこちらが気付いて確認したときに、汗で服がびっしょりと濡れていたので、それでさらに体温を奪われたのかも知れない。急いで着替えさせ、抱っこして温めてやるとようやく落ち着いたようで、眠りに入っていった。 |
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