*-* 2006年09月の日記 *-*
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  アンレーブ その後
◆2006年09月15日(Fri)◆  
 非常に快適である。とにかく押さなくても動いてくれるので、ずっと傍に付いていなければならない状況から解放されて、ひぐの面倒や家事に割り当てられる時間が増えたことで、少しだけ楽になった気がする。


 ただ、問題点もある。


 @割と小さい

   とにかく、全体的に小さめなのである。機械構造の分
   小さいのか、それは分からないのだが、ウチが以前から
   使用している、990円ローチェアに比べて余裕が無い。
   頭なんて、すぐそこにプラスチックの壁面が来てしまう。
   入ってて窮屈じゃないのかな…と感じてしまう。
   尤も、子供は多少窮屈なくらいの方が、胎内を思い出して
   快適に感じるとも聞いたことはあるが。


 A動かなくなることがある

   子供が激しく動いたりすると止まりやすい…というのは、
   コンビのサイトの方にも記述されている話。
   しかし、ウチで使ってみると、一番下に降ろした状態では
   動かしてもすぐに止まってしまい、全く揺れないのである。
   下の方に引っかかりが生じないようにしておいても同様。
   自動で動くのが売りのラックが動かなくては話にならない。

   もう一度、サイトの記述を良く見てみた。


   "お子様の体重が重いと動かなくなることがあります"
   "体重の目安は、およそ8kgまでです"








…え〜と、ゴメンね、ウチの子重くってデカくって!!@とA、どちらもこの理由で解決しそうな話だ。でも、もっと大きくなってから使うことも想定してあるわけだから、もう少しその辺、何とかならんかったのか、とも思わないではないけれど。

でもまぁ、しゃぁないか、とも思う。だってぐり、この時点で生後2ヶ月と1週間程なワケだけどさ。体重、測ってみたら













7.5kgってこの破壊力。











あ…ありえねー半年くらいの子の平均値じゃないか?97パーセンタイルの上に居ますが。生まれてきたときもデカいデカいと思っていたのに、その2倍あるわけですな、現在。どうやってこんなにでっかくなったんだ…?

 この状況だけを数値で見ると、「飲ませすぎ」と言いたくもなるのだが、実はぐり、あんまり飲まない。この時期のひぐは、とにかく飲んで飲んで飲まれて飲んで吐いては飲んで飲んでは吐いて、白い放物線を描く日常の中で親はいつしか鍛えられて…そんな生活だったのに、ぐりったら、120mlも飲むと飲んだ方になる。時に160ml飲むこともあるが、希も希な状況。むしろ90mlで5時間寝続ける、などの状況の方が良く見かけるようになっている。しかも体重だけが増えているわけでもない。下の写真は、この前うちの母からもらった服を着ている写真なのだが、70cm用の服である。





 ピッタリ。




 「少なく飲んで、多く育つ」と言うか何と言うか。その内、成長の度合いも緩やかにはなるんだろうとは思うが(て言うかこのままだと2m100kgシュワちゃんコースまっしぐらである)、それにしても良くあのミルクの量でこれほどに育つな、と思う。どんだけ燃費が良いんだよ、って話である。日本車並みの燃費性能を持つアメ車。良いんだか悪いんだか。




 さて、実はこの日の夜、一つだけ大失敗を我々両親はやらかした。猛省しきりの出来事である。

 夜中、二人とも割と簡単に寝付いてくれたので、安心して久しぶりにネットなどを見ていた。まさかああなるとは思っていなかったので。普段なら、自分達も一緒に寝るのだが、次が土曜日、しかもお義母さんが手伝いに来てくださる予定だったから尚更安心しきっていたのだろう、少し夜更かしをしていた、その0時頃。



 いきなり「ドサッ」という音がしたと共に、ぐりが泣き声を上げた。



 正直、もう二度と聞きたくない音。ベビーチェアから、ぐりが落ちたのだ。理由は、シートベルトの締め忘れ。シートベルトを付けないまま、その直前にゲップをしなかったので一段階だけ(10°程度)背もたれを上げて、寝かせていたのである。この時は、揺れも止まっていたので本来ならばその程度では落ちないのだろうが、ぐりは起き始めるとワシャワシャと手足を動かす。それでずり落ちてきたらしい。しかも最近のベビーチェアは、背もたれを起こすのに連動して、足元の板が下に入り込んでいく構造を取っているらしい、だから尚更止める物がなかった。高さにしたら30cm程であるが、そこから足の方から落ち、グルッと頭の方まで回転して落ちた様子だった。
 その瞬間は、頭の中は真っ白。とにかく抱きかかえて、様子を見た。ぐりは抱かれた瞬間も一瞬泣き声を上げ、そのままスッと寝てしまった。後で医学書などを読み漁り、そう言う場合は何も心配がないと書いてあるのを知ったが、その瞬間はパニック状態に陥っているので寧ろ、その鮮やかなまでの寝入り方が不安を増長させた。病院に行くべきか?様子を見るべきか?ぐりの泣き声を聞いてビックリしたひぐが泣き出したのだが、その泣き声もまた不安を増長させた。何と言っても、まだ首が据わっていない(かも知れない?)ぐりが落ちて、頭を打ったのだ。中高生でも頭を打ったらCTを撮りに行かせたりするのに…ぐるぐるぐるぐる、頭の中を大きな不安が渦巻いて消えなかった。

 結論として、問題は無さそうである、今のところ。普通に寝、普通にミルクを飲み、普通に笑っている。落ちたときにびっくりして泣いて、でも眠かったから抱かれたら「あ、気持ちいい〜」と寝付いた、そんなところであったようだ。しかし、大いに反省すべき点が幾つもあり、全く育児とは何が起こるか分からないものだ…と改めて気を引き締めた。



 今は、シートベルトでかっちりと保持されたぐりが、ベビーチェアの上でスヤスヤと寝息を立てており、その横のカーペット上でひぐがこれまた、スヤスヤと寝ている。以前の990円チェアにはシートベルトが無く、しかし背もたれを起こしても足の部分の支え板が動かない仕組みだったので、ついその習慣のままに使っていたのが今回の原因だった。スヤスヤ眠っている吾子を見る度、こちらの不注意などでこの子達を失うことなどあってはならないと感じる。普段、自分が使うときには読むことなど皆無の使用説明書だが、ことこの子達に関する部分は、必ず目を通そう。なあなあが、危険を呼ぶのだ…今回は冷や汗どころの騒ぎじゃない、大騒ぎだった。


 

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