*-* 2006年10月の日記 *-*
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  笑顔
◆2006年10月26日(Thu)◆  
 最近、ぐりが良く笑うようになった。


 最初の頃は無表情で、分かっては勿論居たのだけれど、どうしても苛立つことが多かった。勿論、親がしたことで子供からなにか返してもらおうだなんて事は考えるものじゃないと分かってはいるし、そんな事を求めているわけでもないのだが、でもやっぱり、どんな時でも無表情の状態 or ぎゃん泣き、と言うのは体力的にも精神力的にも限界に近付いている状態の中では、堪える物があったのだ。

 でも近頃では、こちらに対して笑いかけてくれる…ただ不定期にいきなり笑う、所謂「天使の微笑み」状態ではなく、こちらのアクションに対して的確に笑顔を返してくれるようになった。
 これがもう、可愛いったら。可愛いったら無いのよ。というか、癒される。今でも苛立つことはやっぱり山ほどあるんだけれど(親だから苛立っちゃイケナイ、なんてのはおかしい、人間苛立つときは苛立つ)、でも、この笑顔さえ見られたらそんな事はどうでも良くなるし、どんな事でもしてやりたくなる。ひぐもそうだったし、今でもそうだけど、子供の笑顔ってのはまさしく最強の武器だと思う。最も弱い存在であるだけに、与えられた武器なのだろう。尤も、人間、どの年になっても笑顔ってのは武器に変わりないんだが。


 虐待だの何だのと、子供が被害にあっている話が良く報じられる世の中である。「笑顔」という武器が無いのだろうか。それすら奪われているのか、それとも武器として通用しないのか。受け取る側の余裕が限界まで奪われていると、笑顔すら逆効果なのだろうか。そういう事を考え始めると、全くこちらまで陰鬱な気分にさせられる。






…あああああ、またぐりが笑った、ひぐ、その笑顔は何、アアアア嗚呼あああああ…<なんか知らんが幸せらしい


 

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