*-* 2005年10月の日記 *-*
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  神無月。
◆2005年10月01日(土)◆  
 ついに10月ですよ。秋真っ盛りって感じですな。

 さて、ひぐ、順調に育ってます。そりゃぁもう、夜体重を測ったら、6.8kgという、生まれた時との差が実に4.3kgにも及ぶ、あり得ないと言いたくなるくらいの成長ッぷり。遺伝子の力はこんなにも強力なのかとある種呆然。まぁ、小さいことで悩んでいた日々に比べると、ウソの様な幸せであるわけだが…。
 最近になって、一回の授乳量は減少傾向。満腹感を覚えたらしい。というか、これまでが多すぎたらしい(笑)。だから時々、顔のありとあらゆる穴から白い放物線を描いていたのか…と納得。同時に、増えまくった体重の謎も全て解けた。もっとも、この段階で成長がストップすると困るわけだが、飲まないワケじゃないからきっと増えていくんだろう、体重。そこはもう受け容れるしか。

 この日は、初めての遠出をしてみたひぐ。へんりるに乗って、市立図書館まで行って来た。片道、徒歩20分程の距離。ひぐにとってみれば、これだけの時間、外気に触れるのは初めてだ。へんりるにそれだけの時間乗ることも初めて。本人よりも親が緊張しながらのお散歩だった。

 歩いていると、そこここに秋の訪れを感じることが出来た。彼岸花は、隆盛の時期は少し過ぎてしまい若干色褪せ始めていたが、緑の草むらの中に赤いインクを落としたかの様に風景にアクセントを与えていたし、道のすぐ脇の栗は、いがを割って中から茶色い身をのぞかせていた。散歩にはうってつけの日和で、これからの季節は外出が楽しくなりそうだな…と感じながらとてとてと図書館に向かった。

 図書館までの道、ひぐはそれはもう大人しいもの…さすが外面大王、車が横を通りすぎようとも段差でへんりるが揺れようともお構いなし。グッスリ眠っていた。図書館に入ってからも数十分は寝ていたのだが、途中でいきなり起きてしまい、急いで帰ることにした。
 帰りはきばがひぐを抱き、オレがへんりるに荷物を乗せて帰った。草津川の堤防の上を歩いて帰ったが、車も来ず静かで、とても気持ちの良い散歩コースだった。抱いてもらっていると、ひぐはやっぱり大人しく…結局、家を出てから帰るまでほとんど泣かずという状態だった。


 買い物を終えて家に帰って来て、ひぐをベッドに置いた瞬間。それまで閉じられていた目はカッと見開かれ、スヤスヤと寝息を立てていた鼻は途端に荒く音を立て始め、ほんわかとしていた口からはケモノの如き咆吼が放たれた。




…恐るべし、外面大王。


 

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