|
PAGE : 1
|
みどりの日
◆2006年04月29日(Sat)◆
|
|
土曜日に祝日が当たってしまうとこんなにも悔しいものか。
さて、この日、天候は薄曇り。そんなに外に出かけようか…という気にもならなかった天候ではあったものの、ここのところ、ひぐを外へあまり連れ出せていなかった反省から、外出しようかと言うことになった。 オレの体調も、激務の4月をようやく抜け出せそうな兆しの中、少しずつ復調してきていたし、きばはここのところ、どんどんお腹が大きくなってきてしんどそうだったのだが、幸いこの日は少し体調がマシだったので、ちょっとだけ遠出してみた。
行き先は、湖西は仰木の棚田。この日は例年開催されている、成安造形大学主催の棚田写生会「淡海の夢」の初日。井上先生もいらしているはずなので、散歩がてら御挨拶しに行ってきた。
(※この"がてら"と言うやつ、存外に使い方が難しい言葉の一つで、複数要件の 同時実行を示すのだが、要件間の主従の関係が把握しづらい。 現代では前が主、後が従というのが一般的らしい。 が、古典に於いては前は従、後が主である。でもって、個人的感覚として、 オレは現代用法はどうにも腑に落ちないものがある。よって、今回も「主」は 御挨拶、「従」は散歩である。念の為。)
薄曇りの中出発するも、車を走らせる内に青空がのぞき始める。流石の晴れ男属性であることよ、と我ながら感心。心地好い風を車窓から取り入れながら、湖西へと向かった。
着いてすぐ、井上先生に挨拶をしに行く。ひぐにとっては初めての井上先生との対面。思えば、オレときばを結び付けてくれたのはイバラードである。つまるところ、井上先生がイバラードという世界を創っていなければ、ひぐはこの世に存在していなかったわけであり、大恩人も良いところである。そんな先生から祝福の言葉をいただき、ひぐを抱き上げて下さって…
で、泣くんかい、ひぐ。
まぁ、まだ人見知りも終わっていないことだし、仕方がないことなのだが。井上先生、お忙しいところ失礼を致しまして…ありがとうございました。その後、ちゅうたろうさんやすまうぐさんと久闊を除し、あまり長居してもひぐにもきばにも負担が大きいので、仰木の空気を充分満喫して、その場を後にした。
結局30分ほどしか仰木には居なかったわけだが、久々の外出で大いに楽しめた一日だった。帰ってきてからは、きばもグッタリとトド寝状態、ひぐも余程疲れたのか、いつもよりも長く昼寝をし、また夜の寝付きもすこぶる良かった。やはり外に連れ出して、色んな物を見させてやらなければならないのだなぁ…と痛感した。
それはそうと、オレが仰木から帰る頃には空は一転雲を厚くし始め、家に着く直前には雨が当たり始めていたのだが。もはや自分で自分のことが怖くなるほど。「認定晴れ男2級」。教師として便利な資格かも知れない。 |
|
|
|
|
|