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  北陸焼鯖の旅
それは、急遽決まったわけで。
きばがビシ子を買った話は前にも書いたわけで。
結構毎日の様に乗っていて、今ではかなり腕も上達してきたわけで。


で、今日、子供達を散歩に連れて行こうかという話になった時に、何故だか




「じゃ、ビシ子でお出かけする?」




って話になったわけで。でも父さん、ボクは、県境を越えるなんて、全く想像だにしていなかったわけで。


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海が、海が見えるよパパン。
  ※鳰の海(琵琶湖)じゃないよ、念の為





つことで、今日、福井まで行って来た。いきなり決めていきなり行動。で、結論から言うと、福井(て言うても敦賀)、近いわ。9時前に出て、11時半には帰ってこられた。もっとも、現地での滞在時間は短かったんだが、「行く」ことが目的の極小旅行だったので無問題。

行きはきばの運転で、8号線をひたすら北上。以前金沢へ行ったときには北陸自動車道路を使ったため、地元民のオレですら初体験の道。実際には記憶に残っていたので、恐らく小学校か中学校の臨海学校あたりで通った道なんだろうが、さすがに昔の話なので、ほぼ初体験に近く。道も空いていたので、小雨の降る中ではあったが小一時間で気比の松原に到着した。
さすがにまだ海水浴のシーズンではないので、そう人は多くなかった(天候の所為もあるだろう)ものの、海の家の建設が進むなど、シーズンに向けての準備が着々と行われていた。ひぐ&ぐり姉弟にとっては、初の海。もちろん水に入って遊ぶことは出来なかったものの、何だかちょっと達成感。何より、きばの運転で敦賀まで来るとは思わなかった。道中、大して不安も感じることがなかったし、予定外の小旅行&敦賀まで来たという達成感&しかもきばの運転だよヲイ、という高揚感(ナチュラルハイ)のジェットストリームアタック効果により、オレの脳内には




「来ちゃったね!!オレでも来たことないのに!!!!」




という言葉がグルグルと巡っていたわけなのだが、まぁ口にすると海に遊びに来ている他の家族が風邪をひいてしまいそうなほどに凍り付いた視線をきばから投げかけられる懸念があったために、口にはせず。こちらで全世界に公開することで地球温暖化防止に一肌脱いでみようかと。そしてカタルシス。


帰りの道中、海産物を売っている市場(?)的な施設に立ち寄り、焼鯖寿司と焼鯖と魚の干物を購入して帰還。
焼鯖寿司は昼食に、焼鯖は夕飯に焼鯖素麺にして食した。焼鯖素麺は湖北の郷土料理なのだが、甘辛い出汁で焼鯖を煮て、そこに固めに茹でた素麺を投入するだけの簡単な料理なのだが、コレが実にウマー!!なのである。そしてまた、産地直送便の焼鯖がこれまた、ウマー!!なのだった。


そんな、淡海亭一家の極小旅行記。

2007年7月1日(日) ▲TOP  



  湖岸の旅 〜蓮を求めて160km
 先週の小旅行でかなりきばの運転に対しての信頼度も上がり、さて今週はどこに行こう、岐阜にでも行こうか…という話になっていた。しかしながら岐阜、何を目標に行けばいいのかまだ調査不足であり、いまいち旅行の方向性がビジョンとして見えてこない。また、先週は日本海を見たのだから今度は太平洋だ…と言ってしまうとこれは、小旅行どころか大旅行になってしまう。て言うかぶっちゃけ、オレでもまだ太平洋の見える場所まで運転したことがない。このままでは妻に負けてしまう。イカンイカン。

 無論、そんな思惑などはそもそも存在しないのだが、今回は無難なところ…自分達の行き慣れており、道も良く知るところ、ということで、草津の水生植物園に蓮を見に行くことにした。ちょうど今がシーズンだし、昨年は出産だ育児だで忙しくて、見に行けなかったのである。しかしながら、水生植物園に行くのは敦賀とはちょっと話が違ってくる。




 距離が約2倍



という罠。片や先週は県外への移動、片や今回は県内移動なのに、距離にして2倍の開きがあるってこの辺境っぷり。辺境滋賀県の辺境河毛。辺境の2乗ってヤツだ。つまりはド辺境。何か文句あんのか固羅。往復するだけで恐らく4時間弱はかかるであろう「小旅行」になるので、急いで出かけた。

 今回走ったのは湖岸道路。実は以前、ひぐの出産前にも、きばはここを運転したことがある。その時は勿論カム子での運転だったんだが、悪阻があったのと、慣れない運転だったのとで彦根までがやっとこさという状態だった。さすがに今回はもう平気の平左、敦賀行きの時には助手席に座り、ナビゲーションと運転の指導を行っていたオレも、今回は後部座席で眠くてむずかるぐりをあやしていられるほどに安心できる運転だった。
 しかしそれでも、2時間はやはり長かった。ぐりも途中で起きてしまうし(また寝たんだが)、ひぐもつまらなくなってきて文句を言い出すし。途中で何度か引き返そうかと思ったくらいだ。それだけに、水生植物園が視野に入ってきたときには何とも言えない達成感(笑)があった。

 水生植物園のところの蓮は、湖岸道路から見た時には全く咲いていないように見えた。或いは、ここの蓮が余りに勢力を広げすぎ、葦原を減少させる原因にもなっているというニュースを聞いたことがあるので、その絡みで花を落とされてしまったのかと思ったほどだった。幸い、水生植物園側から見たら充分咲き誇っていたのだが、まだ咲き乱れるにはもう少し時期が早かったようだが、綺麗なピンクの色を幾つも見せてくれた。職場では白や濃い赤などの蓮がポツポツと池に咲いているが、普段は仕事の忙しさにゆっくりと花を愛でる暇もなく、こうして休日にノンビリと家族で見に来られて良かったと感じた。



 さて、水生植物園を後にしたのが、11時。このまま湖岸道路を走っていたのでは、確実に子供達の昼食が遅くなりすぎる…ということで、ビシ子、初高速。もちろんきばにとっても免許取得以降の初高速。ビシ子のエンジンで高速走行がちゃんと出来るのか、危険はないのか、等の不安要素もあったが、いつまでも高速に乗れないではどうしようもないので、敢行。高速の切符を取るときにちょっと車体が離れていたのを見かねて、立っていた警察官が取ってくれた以外には何の問題もなく、スムースに帰ってこられた。

 まぁそれというのも、栗東ICの入り口で、








お姉ちゃんが生暖かく見守っていてくれた







からに違いないと思うんだよね、ウン。(分かる人だけ分かればヨロシイ)

2007年7月8日(日) ▲TOP  



  ゲリラ雨、若しくはゲリラ嫁
今日は雨が凄かった。

午前中早い段階から空が俄に掻き曇り、天候は暗転、まさに暗天。他の先生方と「あぁ、こういう天候を見て、昔の人々はアニミズム的神格化を行ったんでしょうね」「雷の時なんかにも天が真っ黄色になることがあるよね、まさに雷様の色というか」「だから"神"鳴り、と言うのでしょうね」などとアカデミックな会話を楽しむこと暫し。しかし空の荒れ方はいよいよ激しく、叩きつける雨と風の勢いで校舎が揺れているのではないかと感じるほどだった。窓の直ぐ外を、水滴が上空へと舞い上がっていく。自然の法則すら無視した荒れ狂い方に、少し戦いた。



B.Diaryの方にも書いたが、ひぐの調子がここ数日芳しくなかった。だから尚更、この天候は気になった。それも含めて一度きばにメールを送ったのだが、返事がない。尤も、きばからのメールが返ってこないことはそう異常な事態ではない。あの人は不携帯電話所持者であるが故に、大抵の場合リアルタイムではメールが返ってこない。FOMAのメール遅延の発生しやすさと同程度以上に、きばの携帯不携帯は発生する。しかし、この天気でもあるし、やはり色々と気になった。



午後になって、ようやくメールが届く。ひぐとぐりを連れて外に出ていたらしい。ひぐも調子が良くなってきているようで安心安心。そして、添付ファイルが一枚。やだなぁもう、また子供の写真!?一応職場なんだからさ、そういうのを見てさ、顔をにやつかせたりするのもさ、体面ってもんもあるし人の目ってのはやっぱり気になるわけでウフフ…























ど こ ? 鳥 越 林 道 っ て 。


             [参考資料1]
                  「鳥越峠」http://www.geocities.jp/wellon2/tohge/tohge_5t/torigoe/torigoe.htm







なんか行ってきたらしいですよウチの嫁。こんな雨の日に!!まだ初心者にヒゲが生えた程度なのに!!子供を乗っけてるのに!!楽しそうなのに!!自分達だけで!!楽しそうなのに!!に!!!!

(※ちなみに、金糞岳とは、滋賀県で2番目に高い山です。1317m)

オレでも、岐阜と滋賀の県境の峠なんて一回しか越えたこと無い。にも関わらず、運転再開して1ヶ月も経たないウチに…ッッ!!このままでは…ッッ!!負けてしまうことは必定…ッッ!!









オレも、奥伊吹とか行くー!!






イクー!!いぐの゛ー!!いぐっだらいぐの゛ー!!がうううう。だってさ、だってさ、きばの撮った写真見てよ。














め っ さ 、 楽 し そ う じ ゃ ん ?





〈きば談〉

 ムキー!!むっちゃ怖かったっちゅうねん!!前見えないっちゅうねん!!道、豪雨で川状態やったっ
 ちゅうねん!!落石も転がってたっちゅうねん!!ワタシが何したってゆうのよぅ!!









…だから、行ったんだよね?ゲリラ的に。そんな嫁に、少し戦いた。そんな、一日。




2007年7月12日(木) ▲TOP  



  無線LANが繋がらない
うちの家のネットワーク回線は、基本的には有線で構築しているのだが(オレときばのパソ及びNAS間はGigabit、他は100BASE)、離れに設置した親のパソコンへは無線LANでもって繋いである。で、これが春頃は上手く行っていたのだ。ちょっと距離があるからせいぜい18Mbps程度しか出なかったのだが、インターネットを見たりする分には十分なスピードだった。
ところが、六月に入った辺りから、どうにも接続が安定しないと言ってきた。切れたり繋がったり…確認してみると、確かに殆ど繋がらない。別にアクセスポイントの設定を変えたわけでもないし、アダプタにも問題無さそう。機器の問題を様々に検証してみたが、何処にも問題がない。手持ちの一番長いLANケーブル(15m)が届きうる、最大限までアクセスポイントを移動させ、離れとの距離を近づけることにしてみるが、一向に改善されない。訳の分からなさに、何日も悩んだ。

そして気付いた。繋がりにくくなったのは暑くなった頃から。その頃から、うちの家では各窓に網戸を入れていたのである。新しい網戸は、網の素材も樹脂か何かなのだろうが、問題は離れまでの一番有効な通路であったと考えられる窓のところ。ここの網戸は古い(と言うよりオヤジの自作)なので、網が金属製なのである。恐らくこれにより、電波が遮断されてしまったのだろう。つまり、網戸の存在しない窓の近くまでアクセスポイントを持っていけば良いのではないか。そう考えて実行に移した。


手持ちのLANケーブルでは届かないので、中継コネクタを購入。さらに、狭いところを通すときに必要になるかも知れない&どうしてもダメなときの最後の手段と考え、ELECOMの「すきまLANケーブル」も購入した。
今日器材が届いたので、早速設置。10mと15mのLANケーブルを中継コネクタで繋ぎ、電源を引き延ばして、風呂場の横の(と言っても湿気は殆ど無い)窓の下までアクセスポイントを移動。元もと持っていた拡張アンテナを窓の枠に置いて、離れ側のアンテナと見通しがよくなる場所に設置した。


結果、54Mbpsでの接続に成功。


電波強度は75%から80%を彷徨いているが、全然問題無い。成功して良かった。今回失敗したら、最早残された手段は離れまで有線で引っ張るしかないと考えていたので、そうなると非常に大事だったのだ。投資額は一気にかさむし、屋外LAN配線…しかも建物間となると、非常に面倒なことが多く生じてくる。そこまで覚悟していただけに、却って拍子抜けしたのだが、結果的には890円の追加投資だけで良かった、と言うことだった。ELECOMの「すきまLANケーブル」は…ま、どこかで使うこともあるだろう(笑)。



今回の教訓。

 @無線LANの電波は網戸で遮断される可能性がある
 A11g方式でも、ある程度見通しが良いところに置くのがやはり良い


そして、実は今回、アクセスポイントの設置に際して一つ困ったのが、電源の確保だった。近くにコンセントがないものだから、現在は延長タップを二つ繋いで、少し離れたところから持って来ているのである。
しかしこれは小さい子供がいるので危険を伴う。明日、親父と工事するつもりだが、LANケーブルで電源供給が可能な、PoE対応のアクセスポイント(I・ODATAのWN-WAPG/Aなど)だったら良かったのに、と痛感した。

さすがに、それを買うとなると、万単位での投資が必要になったから、やめたんだけどね(^_^;)

2007年7月21日(土) ▲TOP  


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