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  炸醤素麺
 この前作った。夏だし久しぶりの素麺を食べようかという話になり、さりとて普通の素麺では面白くないなぁ…と思い。レシピはいたってシンプルで、挽肉(この時は牛豚が余ってたのでそれを使った)を生姜と共に炒め、酒と味醂と砂糖で煮含ませてから、醤油・XO醤・味覇あたりで味を調えて、ネギを加えた肉味噌を作り、素麺の上に盛りつけ、トマトとキュウリを盛りつけただけ。
 ただこの時失敗したのは、それだけではモッサリするかと思って、ゴマだれを作ってかけてしまったこと。正直要らんかった。もしくは、しゃぶしゃぶ用のゴマだれのような、濃厚なペースト状のものにしておいた方が良かったかも知れない。

 つい、素麺となるとツユにつけて食すだけの、飽きが来るのも早くなってしまう食べ方に陥りがちだが、これはなかなか良かった。まぁ、素麺でなくて普通の中華麺ならなお一層美味いのだろうが、そこは敢えて創作性と汎用性にポイント加算の方向性で。

2007年8月7日(火) ▲TOP  



  ホームベーカリー
恐らく小学生のころから、憧れの機械の一つであった、ホームベーカリーを購入した。何せ、家でパンを焼くのである。農耕民族であるところの日本人、米食が生活に根付いていて、パンを食べるなどと言う行為はお洒落さんのするところのものであるという感覚が芯まで染みついている日本人家庭の典型であるところの我が家にとっては、言うまでもなくホームベーカリーなどというものは無用の機械に等しく、いわんや朝食はクロワッサンにフワフワのスクランブルエッグ、カリカリのベーコンに新鮮な生野菜のサラダ、豆から挽いて淹れた珈琲をつけてなどという妄想をや、という話であったのである。文章がややこしいとか言うな。最近古典の現代語訳ばかりで疲れて居るのだ。


とにかく、ホームベーカリーを買うなんてことは、きばはともかく、ウチの両親はあまり乗り気ではないだろうと思い込んでいたのだ。ところが、蓋を開けてみると誰も反対者が居ない。子供達もパンが大好き。となりゃぁ、普通に買いでしょう…ということで購入した次第。機器選定に於いては若干悩んだのだが、昔にホームベーカリーが欲しいと考えていた頃から比べると、かなり隔世の感。何か多機能だし、ほぼ全自動だし、どれ買っても問題無さそう。
ということで、ナショナルのSD-BT153を買った。

取り敢えず、買って今日までの三日間で、イギリス食パン・フランスパン・うどん、と三品、きばが作ってくれたのだが、どれも美味しかった。普通に売ってるパンと大差ねーよ、と思った。無論、それを言っちゃぁ店の立場がないって事で、焼きたてを食べられる分のアドバンテージは見ておきたいところだが、それでも自動でここまでやってくれるんだから、技術の発達というのは誠に素晴らしいものだ。発酵などと言う微妙なものすら、機械が制御できるようになったのだから、今後の技術発達が更に反映されると、どうなるんだろうね、と夕餉の食卓はその話題で持ちきりだった。


  「デニッシュパンとかも焼けるらしいよ〜楽しみだね」
  「好みの焼き加減とか、全部記憶してくれるんだろうね」
  「音声ガイドがついてるから、色々指示してくれるし、ある意味うざいけど(笑)、楽しいよ。」
  「その内、もっと賢くなったら、焼き上がりに失敗した時には『失敗しました、ゴメンナサイ』
    とか言う様になるんじゃない?」
  「いやいや、『いい具合に焼けました、この焦げの部分が美味しいんですよ』とか言うんだって。」
  「『イヤだったら食べなくても良いんですよ』とか?」
  「とかさ、『パンが無いならケーキを食べればいいじゃない!?』とかいう仕様も出て来たりね」




…丙と丁が誰かは、聞くんじゃねぇ. orz

2007年8月8日(水) ▲TOP  


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