朝、テレビを見ていたら、姉歯元建築士の奥さんの自殺の件で、レポーターが姉歯氏と仲が良いらしいAさん宅前で取材していた。インターフォンで話すAさんと記者。
記者 「では、姉歯さんは奥さんに会えていない、と?」 Aさん「はい。」 記者 「会いたがっていましたか?」 Aさん「それはもう、何とかして会いたいと…でも、記者が多すぎて無理だ、と言っていました。」 記者 「ほぉ〜。」
お前だお前。
まぁ姉歯氏が行った偽装問題については、本人の口からも出ていることなので間違いないのだろう。そんなマンションに自分が住んでいたら…と思うと、彼らのやったことを許すわけにはいかないだろうし、それなりの罪も発生するだろう。その前にマンションの補強だろうとは思うが、まぁ何はともあれ、姉歯氏に同情するつもりはさらさら無い。
が、
せめて、奥さんの遺体にくらい会わせてやれや、と。でもってその悲しみをまた取材してほじくり返して吸えるところだけ吸い尽くして、自分達のメシの種にすんなや、と。 マンションの住人の憤慨は当然、それは感情論。遺体にだけでも会わせてやれよ、と言う意見も感情論。だがそこには『感情』がある。メシの種欲しさに他人の不幸につけこむその相も変わらぬ姿勢は、単なる『欲望』。金欲しさに強盗してるヤツらと大差ねんじゃネ?と。「知る権利」を振りかざしてきてもう何年になるか知らんが、その時間とは『デバガメ根性』『知りたいから覗く』姿勢に権利が拡大解釈され続けた時間でしかない。
ハイエナか、君らは。
そういえば、某TV番組で、「ハイエナは一般的に思われているほど俗悪な生物ではない」と言っていたな。これはハイエナに対して失敬。
んじゃ、鴉(カラス)か、君らは。
…鴉には知性があるもんなー。
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