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  妻の告白
 昨夜、きばが突然重い口を開いた。



 「ごめんなさい。」



 何のことだか分からずに、オレは問い返した。



 「ん、何が?」



 しかしきばから返ってくるのは、ただ謝罪の言葉だけしかなかった。



 「ごめんなさい、実は私、今日、あなたに怒られる様な事、した。」



 どんなことであろうと怒るつもりはない。しかし、それがどんなことかは知りたい。



 「どうしたの、怒らないから言ってごらんよ」

 「ううん、きっと怒るよ、あなたに隠れて勝手にある物を買ってしまったの。」

 「幾らしたの?」

 「怒られるから言わない。」

 「言ってごらんって、絶対怒らないから。」

 「4,000円ほどなんだけど、ネットで見かけて、一目惚れして、気付いたらカートに入れてて…」














 「ああ、コレ?」







 「なんで一発で分かるのアンタは!?」





 と言うことで買っちゃいました「みかん星人お仕事計画USBメモリ」。だって、オレ自身がその前日に見た瞬間に無意識的にカートの中に放り込んじゃって、同時に「みかん星人スクリーンメイト」まで衝動買いしそうになって、その段階でようやく正気を取り戻した経緯を持つから(笑)。育児疲れの非道いきばが思わず購入してしまったことを誰が責められようか。

 で、その商品が今日届いた。昨日注文して今日だぜ今日。最強に早まってるよビレッジセンター。て言うか他に仕事がないのか君ら。パッケージはこんな↓感じ。




しかもこれ、USBポートに挿すと





光るんです。



 フォォォォォォォォォ、cool! It's cool!! ここは是非とも「クゥーォ!!」と発音したいところ。イイ。良すぎる。こんなん職場で使っていたら白い目で見られること間違い無しで、最近某友人の掲示板で放置プレイに晒されることが快感になりつつあるオレの被虐心を燃え上がらせること間違い無しで職場で使うこと大決定。フォォォォ、オレってヤバイ?ヤバすぎるくらいにクール!?


 …まぁナチュラルハイ入ってる状態だから優しくオレのご乱心は見逃してもらうとして、このUSBメモリ、なにげに製造がPLANEXだったりする。ちょっと贅沢。希望としてはもう少し胡散臭かった方が…(笑)。

2005年9月7日(水) ▲TOP  



  変化の予感
 つーか既に実感になっちゃってるわけだが、実は。

 この間、きばパソのHDDを換装した。どうにもサーマルキャリブレーションの音が気になりだしてきたので、新しいHDDを買って、取り替えたのだ。それに付随して、きばパソの中のケーブルの取り回しとかを見直していたら、あるとんでもないことに気付いた。

 マザーボードのCPUソケットの周りには、数多くのコンデンサが実装されているのだが、その内の2〜3個の頭の部分が、膨らんできている。これはとりもなおさず、熱に晒され続けた結果、コンデンサの寿命が近付いていると言うこと。そう遠くない内に頭の部分が破裂して、内部の液が漏れてしまったらもうマザーはおじゃん、運悪くするとシステムが飛んでしまう怖れがある。なお、画像は以前ルーターが壊れた時のコンデンサの状態。これで動かなくなったのだが、きばパソのコンデンサもこれに近い状態にある。


 そこで、もう買っちゃって、あとは組むだけの状態になっているのが、AOpenのベアシステム、「EZ65-U」。キューブ型パソコンと言うヤツだ。実際送られてきた箱を見ても、ビックリするくらい小さい。キューブ型としては比較的大柄な方なんだが。
 現在、きばパソのチップセットがi845なので、上手くすればHDDをそのまんま載せるだけで、i865のドライバを読み込んでくれないものかと少し期待。ダメだったら一から再インストールすれば良いだけの話だし。実は、きばが組んでみると楽しそうだと思って、前から「次買うならキューブ型だね」と言ってたのだが、今のきばにはそれほど余裕が無さそうで…ま、土日辺りで時間が取れれば、と考えているのだが。



 あ〜、オレもサブマシン、ブックタイプからMicroATXタワー型に変えたいなぁ…良いのが無いのだ。

2005年9月7日(水) ▲TOP  



  キューブ組み立て
 午前中、掃除などをしながら時間が少し作れそうだったので、この前購入したキューブパソコンを組んでしまうことにした。オレの目論見では、CPUもメモリも光学ドライブもHDDもFDDも、全て現在のが流用できるはず。さらに、i845→i865の変更だけなのでデバイス関係の読み込みもそう問題無く行けるはずだと推測。したがって、予定ではHDDは単純に繋ぐだけで行けると考えていた。

 結論から言えば、OSの乗せ換えは必要なく、NICとサウンドとPCIバス絡みのドライバのインストールをしただけで、全てが正常に認識され、使える様になった。まぁIntelチップセット同士の移行なんだから上手く行くに決まっているんだが、余りに簡単に行えたのでその部分は拍子抜け。結局2時間ほどで、ミドルタワーのかなりデカイ筐体から、キューブ型の非常にコンパクトなパソコンへの移行が完成した。
 ちなみに新しいキューブ、かなり静音性が高くてイイ感じ。なんせ爆音で有名なリテールクーラーから、全銅製の回転制御されているクーラーに変わり、電源はシステムの熱容量に合わせたものになり、ファンの数は一気に三つも減ったんだから、そりゃもう静かにもなろうと言うもの。唯一、HDDのアクセス音だけはむしろ聞こえやすくなってしまったが、アクセスしてる時だけの話なので構わない。まったく、世の中が静音化ブームになってくれたおかげである。苦労しなくてもHTPC向けの環境が手に入るのだからありがたい話だ。

 しかしこのベアボーン、まぁ通常ベアボーンというのは初心者向けというスタンスなのだろうが、付いてきているマニュアルは非常に簡素なもので、例えばマザー単体で買った時には必ず書いてある様な内容、ピンアサインであるとか各々のピンの役割(+5VDCとかGNDとか)、LEDの役割、ジャンパ設定などが一切書いていない。殆どの初心者には不必要&ネットで落とせる(恐らく)ということなのだろうが、これの所為で今回ちょっと苦労をした。
 というのも、今回元もと使っているOwltechの『FA404M』をフロッピー兼カードリーダとして取り付けたのだが、内部USBコネクタの位置が一見分からない。いろいろな角度から調べてみると、どうやら電源ユニットの下にあるらしい。で、電源ユニットを取り外せば良いだけか…と思いきや、ネジを外しても取れない。キューブ型というものの宿命である、内部の狭さという制約上、ケーブル類がフレームに括りつけられていて、それが邪魔をして取れないのである。仕方がないので一旦ケーブルタイを切断、電源を取り外してケーブルを繋ぎ、電源を戻した。
 こんなもん、自前でケーブルタイを持ってない人はどうするんだよ…と思いながら新しいケーブルタイをしっかりと結わえ、さて最後にドライブベイを装着するべく、コネクタを繋いでいく。HDD用のIDEコネクタ。光学ドライブ用のIDEコネクタ。FDD用のコネクタ…は、どこなんでしょうか。マニュアルにはFDDを繋ぐ手順は載っていない。もう一枚のペラペラの方の、簡単インストールマニュアルを見てみると…何とこちらにマザー上の部品配置図がある。どれどれ、FDDコネクタの位置は…




 電源ユニットの真下。



 ちょっっ待っっっオマエそれ、おかしいべ?何でそんな場所なんだよ、そもそもまた電源ユニット取り外しかよ冗談じゃないよ全く。もう一度ケーブルタイ切断し直し&止め直し。まぁ、キューブ型の構造上、FDDコネクタとIDEコネクタを隣接しておくと、ケーブル同士の干渉が邪魔になったんだろうけどな。

 実際、インストールで苦労したのはそこだけと言っても良かった。実はもう一つ、プレクスターの光学ドライブのイジェクトスイッチが平たすぎて、ネジの締め位置の微調整に手間取ったという問題もあったのだが、これはドライブ固有の問題なのでこのベアボーン自体の問題とは言えまい。
 今回の楽勝ムードの要因は、器材が揃っていること、経験値が上がっていることの双方だったと言えるだろう。実際、ほとんどプラモデル作ってる感覚だったもんなぁ(笑)。初期不良もなくて安心。本当はきばに作らせてみたかったのだが、ひぐも居るのでなかなか時間は取れないし…何より、前述のUSBとFDDの部分は一番最初のハードルとしては高いんじゃないかと思った。本当の意味での、最初の自作キットというのは、ミドルタワーが一番なのかも知れない。そんな事を感じた。

2005年9月10日(土) ▲TOP  



  邂逅、感動、涙
 『FF7AC』のリミテッドスクリーニングに行ってきた。

 トドマンガにも書いた様に、きばが神羅カンパニー社員として登録していて、その絡みで応募してくれ、見事に当選したリミテッドスクリーニングが、今日だった。山科までJRに乗り、そこから地下鉄東西線で二条まで行き、駅近くの『BiVi二条』の4Fにある、『TOHOシネマズ 二条』へ行ってきた。
 草津駅で電車を待つ間に、天候が急変した。天は轟き地もまた激しい雨音が響き始める。傘を持っていなかったのだが、きっと着く頃には止んでいるだろうと考えたのが甘かった。二条駅に着いた時にはまだ雨は上がっておらず、さらに出口を間違えるていたらく。不必要なほど雨に濡れながら、BiVi二条まで走った。

 早めに会場に着ける様にしたのだが、その段階でかなりの人出。幸い、そう悪くない席を取れたので良かったが、やはりみんな関心があるのだなと感じた。というか、『あからさまなオ○ク』という感じの人はあまり多くなく、至って普通の試写会…という感じだった。てことはこの人達全て神羅カンパニー社員なんだよね…ゲームという物がそれほどに市民権を得ていると言うことだろう。尤も、壁の端の方に座り込んで男同士で顔寄せながら真剣に話し合ってる人々は「さながら」と言う感じではあったが(笑)。

 TOHOシネマズ 二条は、割と大きなシネコンという感じだった。何より、ロビーから各映写場へと延びる廊下がかなりお洒落。入ってから気付いたのだが、通路中央は強化プラスチック張り(?)になっていて、その下は枯山水が配してあり、ライトアップされているのである。さすが京都。18:30から入場と言われたので、それまで40分近くボーッとしながら、巨大スクリーンに映し出される映画の予告編などを見ていた。うん、ドラえもんの新しい映画だけどさ、のび太の髪が風に自然になびくのは技術的には丁寧な事してるんだろうけど違和感ありすぎる。イヤちょっと思っただけ。

 ようやくゲートから入る許可がおり、人々が続々と集結し始めた。ゲートはすんなり通してもらえたのだが、問題は会場手前。特設の手荷物検査場が仕立てられ、ガードマンが一人一人の手荷物を検査しているのである。勿論これは、海賊版流出に備えているのであろう。俺は今回、シネコン自体の写真が欲しかったのでデジカメを持っていたため、実は気が気じゃなかった。しかし、いざ近付くと

 「手ぶらの方はそのままお進みくださ〜い」

と言われ、手荷物検査に整列している大衆共を尻目にVIP待遇で(違うよ)横を素通り。こんなんで良いのか知らん、と思いつつ、まぁそもそも海賊版対策には



 「手荷物を見せて頂けますか」









 「ワタシアヤシイモノ持てないアル」



もしくは




 「手荷物を見せて頂けますか?」











 「日本は歴史を反省せずに人を疑うことだけはするニダ」




で事足りるわけだから問題無いと言うことだろう。いやぁ選挙を前にして危ない橋渡ってるねオレ。



 内容に関してはあと3日でネタバレするワケにもイカンから割愛。
 ただ、「断片的に出ていた情報は、良い意味でこちらの予想外だった」という点が多かったかな、と思った。とにかく迫力の映像、音楽。映画館の巨大スクリーンと音響設備だからこそ、その辺を十分に堪能出来たのだろうと思うと、改めてきばに感謝の一言である。公開されていたトレーラー(予告編動画)を見て不安に思っていた声優だったが、これもそんなに気にならなかった。何よりCGで作られていることなど忘れてしまう様なクオリティの高さ。「良かった〜」の一言でしか感想は表せない。特に、FF7に思い入れが強く、やり込んだ人物ほど楽しめるはず。家に帰って来て、そんな事を話していたら、きばに「余程嬉しかったんだね、そんな表情するのってそう見ないよ」と言われた。うん、多分、生まれてからこっち、まだ数えるほどしかしてない表情のはず。そのくらい楽しんだし、リミテッドスクリーニングに行けたことが嬉しかった。




 もちろん、オレがFF7を語る時にどうしたって外せないキャラも出たわけで。














 エアリスマンセー!!
                 (右、きば下絵・iMc清書着色)












 ご尊顔、しかと拝見いたしました。
 て言うか今回の『FF7AC』は、もはやエアリスとクラウドのためにある様なもんであって。ふはぁぁぁぁ、満喫。もうね、もうね、ちょっと泣いちゃったってば。何カ所かで。もう一度やりたくなっちゃったってば、『FF7』。何だかね、こうして続編見てて、心からキャラクタに対して『久しぶり。』って思えるゲーム、他にはないなぁ…まぁそれだけ、自分自身の時間を費やしたゲームだって事だけど。たかがゲーム、だとは思う。とみに最近、ゲームをやらなくなって久しいから、前ほどゲームに対する思い入れは無い。でも、やっぱり別格なんだな。あくまで「劇中の登場人物」達の喜怒哀楽として見るのではなく、これでようやく、自分の『青春』の一つにもちゃんとした「終結」が見られた、というような。そんな不思議な気分も、味わえたかな。Amazonでプレミアムボックスを注文しなかったのがちょっとだけ心残りかも…でもフィギュアは要らんしな。


 家に帰って来て自宅のテレビ(20inch)を見た時、何とその矮小さに落胆を覚えたことか。コレはマズイ。この勢いだとプロジェクタかプラズマテレビ買ってしまいそうだ。…まぁさすがに、100分の作品一つのためにそれはしないという理性はあるがな…あるんだがな…あああああああ、大画面で見たエアリス様のご尊顔が、ああああああああああ。

2005年9月10日(土) ▲TOP  



  姉の新パソ。
 先日、姉から電話が入った。

 「あのな、ノートパソコン壊れたみたいねんけど、直る?」

 どのように壊れたのか、症状を詳しく聞かせて下さいな。

 「画面が真っ暗でほとんど映らへん。」

 ホットキーとか試してみてくらさい。

 「全然あかん。かろうじてアイコンが見えるか見えンか程度。」



…あ〜、こりゃもうダメだな、って思った。多分液晶のバックライトがいかれてる。さすがにバックライトの交換なんて出来ないし、液晶交換の修理なんてゾッとするほどお金がかかるに決まっている。しかもこのパソコン、ついこの間修理したばっかりだが、その後でUSB端子がぶっ壊れたという曰く付きのPCなのである。即買い換えを指示。


 「…わからんから適当に見積もっといて。」


ぬわ〜〜に〜〜ぃ。適当に見積もれだと?…とは言え、それはそれで楽しそうなので必要スペックだけ聞き出して探すことにした。

 最初はDELLとかを探していたんだが、イマイチっぽさが拭えない。確かにコストパフォーマンスは悪くないんだが、「絶対的な」と言えるほどのコストの低さは見られない。まぁショップブランドじゃないのだから、そこまで期待しても仕方無いのかも知れないが、折角DELLで買うなら、「安いの早いの、オイシいの」でなくちゃ…と思ってしまう。何かDELLに恨みでもあるのかオレ。
 んで、趣向を変えて、価格.comで探してみると、『VAIO VGN-FS31B』が12万強で出ているのを発見。サクサクッと調べてみると、なかなか悪くない仕様だったので姉に「これどうよ」とメールしておいた。翌日姉からGoサインが出たので購入。で、今日、古いパソコンと一緒に持って来る手はずになっていた。


 とりあえず要らんソフトのアンインストールから。VAIO系のソフトはスタートメニューに新しくフォルダを作り、ショートカットをまとめて放り込む。多分ほとんど使わないだろうと思うが、削除しなくてもあんまり害はないだろうとの判断から。その後色んなアップデートを掛けたりしている内に、ネットが繋がらなくなった。VAIOのオンラインカスタマー登録をしようと思うと、止まってしまう。どうせ脳噸君が邪魔しているに違いない…と思いつつ、インターネットセキュリティを無効にしても症状改善せず。3時間以上あれやこれやと矯めつ眇めつしてみたが、どうにもならない。最終手段を取ることにした。





脳噸完全消去





てゆーかー、そもそも脳噸君は自己主張ばっか激しくてー、でも何にもやってくんないって言うかー、それで邪魔ばっかするのは、イケナイ事だと思います、センセー!!姉にはウィルスバスターでも買ってもらうとしよう。

 新パソの設定が終わった後は、古いパソコンのHDDからデータ吸い出し。ノートなのでIDEポートに繋ぐことは出来ないが、今回は前回のキューブの時の様にシステム毎コピーするワケじゃないので、USBで繋ぐことにする。先日買ったばかりの『三刀流男組』を使って接続。これが意外なほど楽に繋がるし、何のトラブルも無く快適にコピーが進む。こういう類の製品にありがちな不安感が一切無い。素晴らしい。程なくデータの移行も完了。古いパソコンの方の活用を考えることにした。



 古いパソコンの液晶はもう使えないので、物理的に取り外し、写真の様に本体だけの状態に。とりあえず、ノートだけに消費電力は少ないものと期待、サーバとして動かそうと画策中。最初はディスプレイに繋いでみたけど、『VNC』というソフトでリモート操作が可能だと知り、現在はこのノートにVNCサーバを入れて、メインマシンの方のVNCビューアから操作している。
 本体は机の下に。ただ、このノート、Pentium3-800MHzのCPUを積んでるから、ファンが回り出すと結構五月蠅い。将来的には無線LAN化して(無線LANカードのみ入手済)、押入にでも入れとけば…とは思っているのだが、まぁ今テスト運用中といった状況。

 一応ANHTTPDは入れてみて、CGIの動作テスト用に使うつもりだけど…メールサーバに使うとしても二人だけだし、メディアサーバに使うにはHDDが2.5インチだから遅いしな…ファイルサーバに使うにはバックアップが取れない以上怖すぎる。ちなみに古いノートはSHARP PC-MJ740C。詳しいスペックはここから見られる。HDDは80GBにアップグレード済。何か、イイ活用方法、無いもんかな。アドバイス求む、エライ人。

2005年9月17日(土) ▲TOP  



  続・姉の新パソ
 一通り設定が終わったので、最後はネットワークの設定をしに姉の部屋に。姉は現在、光接続を使っているのだが、室内配線には無線LANを用いている。で、使っているのはコレガの『CG-WLBARAGS-P』。ルータとPCカードが一体になっているセットである。古いノートの方は無線LAN機能がないので、これを購入したらしい。なお、設定は業者に任せたらしいので、無論姉は全く分からない。

 今回、VAIOそのものに無線LAN機能があるので、この機能で繋がるに違いない、んじゃ要らなくなったカードはもらっちまおう…との目論見があった。結果的に繋がり、カードは入手できたのだが、なんかもう、とてつもなく苦労した。



 理由は単純、「以前、ネットワークが組まれていたから」。当然ルータの方は以前の設定を持っていて、新パソは持っていない。そこで繋がらない。何度も試してみるが、WEPの暗号キーなどが上手く入ってくれないようで、認識してくれない。設定を一からやり直すのは面倒くさいという思いがあったので、色々と試してみたのだが結局お手上げ。ルータをリセットしたら、ネットワーク構築はすんなり完了した。

 ところがWANに繋がらない。
 明らかにここしか設定はない、という場所で接続情報を打ち込むものの、一向に接続しようという気配がない。結局はマニュアルを良く読まなかったオレが悪かったんだが、「保存」ボタンと「終了」ボタンの取り違えが原因だった。そもそも、VAIOの無線LAN機能を使っている時点で、最初の接続段階のことはコレガのマニュアルなど頼りにならなかった。そこで、WANへの接続もマニュアルを読まず、自分で設定画面を呼び出してきて始めてしまったのだ。
 簡単設定で、PPPoEを選択し、接続IDをパスワードを入力し、最終画面まで辿り着く。で、その最終画面だが、「戻る」と「保存」「終了」の3つのボタンが並んでいるのである。






 普通、全情報打ち込んだら、「終了」を押さんか?





 「終了」を押して情報を格納し、他の画面で「接続」ボタンがあるんだとばかり思ってたよアタシャ。でも、ここでは「保存」ボタンが正解だったのである。「保存」ボタンでWANへの接続が行われ、確立される。んじゃ、「終了」ボタンは何なんだよ…と。意味ないのである。未だに何の為の終了ボタンか分からない。
そんなことで、2時間も設定に費やしてしまった。



 まぁ、悔いはないさ。これで、今後コレガの無線LANルータを買っても、設定には困らないだろう。こういう経験が、今のオレを作ってるし、未来のオレを作るんだ。ああ、悔しくない、悔しくないもん。

2005年9月18日(日) ▲TOP  



  運動会シーズン。
最新鋭ジェット機と綱引き 成田、小学生ら320人


 『ジェット機のパワーって320人力とかだったっけ?無茶じゃね?』


と思ったのはオレだけってことか。

2005年9月19日(月) ▲TOP  



  ソトヅラ大魔王君臨ス.(きば)
本日はiMc氏が所用にて外泊中のため,きばが更新しております.


今日はソトヅラ大魔王,そのソトヅラっぷりを大いに発揮しておりました.

11時過ぎ.我が母が訪問.御機嫌ひぐま嬢,大いにミルクを飲む.
排気(ゲップ)も良好.寝かされても文句一つ言わず,もにゅもにゅと遊んでいる.
普段は昼寝などちーともしないくせに「ワタシ,お昼寝が日課なんですよ〜」とばかりに狸寝入る.

15時過ぎ.けろさんが訪問.まだお休み中.
ひぐまのソトヅラ更に全開.
起きても鳴き声一つあげることなく,ニコニコと笑ったりクーイング(「あー」とか「うー」とか声をあげる)に勤しむ.

空腹が近くなると,多少非難めいた声をあげるが,あくまで「もう,お母さんミルクの準備してくれなきゃワタシ,お腹減っちゃうぅ」てな可愛らしさを表現した声.

ミルク飲み,排気,共に良好.

けろさんが視界から消える.

と共に,ぐずりはじめる.



けろさんが視界に戻ってくると

「ヤダナァ.ワタシ,ぐずるナンテしてないですよぅ」とばかりにニコニコ笑い,お愛想.




このネタネタしい,ソトヅラ大魔王め.














しかしソトヅラ大魔王が本性を現したのは母もけろさんも帰宅してからであった.

入浴後,着替えてサッパリ気分でミルク.










嘔吐.orz

2005年9月24日(土) ▲TOP  



  友人の結婚式
 行ってきました、浜松まで。

 前日から名古屋入り。浜松に朝集合なので、きっと時間的にキビシイだろう…と思い、友人と遊ぶ目的もあって24に名古屋で宿泊することにした。名古屋に着いたら、行くのは勿論大須。マイフェイバリットナゴヤタウン。というよりソコしかシラネーというのが正直な話。尤も今回も相手はあきふゆ氏であるわけだから、名古屋港水族館とか一緒に行ってても「何だかなぁ…」てな話になるわけである。

 大須ではビデオキャプチャカードを購入。アイオーデータの『GV-MVP/RX3』。最近の売れ筋商品だと思う。テレビを見るのは実はどうでも良いんだが、娘のビデオやら仕事関係でのビデオ編集やら、何か動画を扱う機会が一気に増えてきたので、ここらで動画関係のハードを一つ入れておこうかと思った次第。Canopusが有名という話は良く聞くんだが、大名商売というか、とにかく高い値段のハードに、オプションで色々買い込まなきゃならないソフトを販売している感じがして、そこまで本格的にやる気もしないので無難なところでチョイス。13,800円でゲット。この値段で売っているところが大抵だった様な気がする。その他には色々マンガを買ったり近況を話して(主にオレばっか喋ってた気が)ダベッたりと、あまり大学時代とやってることが変わらない印象。大須という街の為せる技に違いないと推測。

 あきふゆ氏とは割と早い時間に分かれ、チェックインタイムとほぼ同時に名古屋駅前のホテルに入り、翌日に備えて早めに寝ることにした。…のだが、全然眠れん。どうにも、ベッドは慣れん、やっぱり。まぁ良いホテルのベッドならまだしも、ビジネスホテルのベッドである。気持ちが悪い。いっそのこと、床に寝てやろうかとも何度も思ったが、それはヒトとしてかなりの部分で屈辱を味わうことになりそうだったので却下。結局あまり寝られないまま朝を迎えた。


 朝、名古屋駅でお土産を買ったり朝飯を食べたり。在来線で行くと名古屋→浜松って2時間弱もかかるのだと知り、焦って新幹線の切符を買いに行ったら、いつの間にやらひかりなのに指定席を取らされていて5000円近く払っていたり。ともあれご祝儀価格と言うことで自分を納得させる。
 新幹線のホームに早めに出てみると、どうにも腹が物足りない感じがする。朝食べたのがマックだけだからと推測。もっと言えば、前日の夜、繁華街のネオンに怯えまくった結果、メシはコンビニで買ってきて済ませるという、アンタホントに大学生と違うかレベルの行動を取っていたこともまた空腹を生んだ結果であろうと思われる。しかし今更また駅構内に戻るわけにはいかない。駅弁を買うにも名古屋駅名物の駅弁なんてあんまり聞いたことがないし、何よりもオレは立ち食いソバが食いたいのだ。ホームを歩き回り、ようやく見つけた…と思ったら、立ち食いソバならぬ『立ち食いきしめん』の店だった。さすが名古屋、一味違う。勿論立ち食いきしめん、美味しく頂きました。


 浜松駅で、大学の先輩、いときよさんを発見。一緒に集合場所まで行く。集合場所からはバスで1時間強。今回の浜松行で、最も移動時間が長かったのは、実はこの式場までのバスだった(笑)。バスの中で色んな事を話しながら、ようやく浜名湖畔の『キャトルセゾン』というオーベルジュに到着。浜名湖を一望できる丘の上に建つ、瀟洒な建物だった。



 式は人前式という形で進行。
 オレ自身が結婚式に出たのは、ごくごく小さい時の記憶のない時を除けば、姉の時と自分の時以来だ。両方とも海外で、家族だけのごく簡単な式で済ましているし、神前式だったので、今回の人前式という形態は初めてだった。こういう形の式もアリなんだろうな、と思う。というか、結婚式なんて新郎新婦のためのものだ。本人達にとって、一番思い出に残る形が一番良いに決まっている。式の時間が短いことには面食らったが、それだけに印象に残る式だった。
 その後は、オーベルジュの料理を楽しみながらの披露宴だった。特に堅苦しい様なイベントは一切無く、参加者へのインタビューなどで盛り上がりながら、恙なく宴は進行した。人数こそオレときばの時の結婚式より多かったが、雰囲気としてはよく似ていたと思う。オレにいきなりインタビューがまわってきた時は『聞いてないって』とも思ったが、まぁ普通に?喋れたんでは無かろうか。言葉を鬻ぐものとして、恥ずかしくない言葉遣いは出来ただろうか…?自分自身では確認が取れないので、少しだけ心配ではある。

 何はともあれ、初めて参加した結婚式が、今回の様な非常に楽しいもので良かった、と思う。何より、新郎新婦の人柄そのものと良くマッチした、いい結婚式だった。のんびり、ゆったり、でも細かいところに気が配られている…大学時代は、もう7年ほど昔の話になるが、良い時代だったな…と思うし、イイ友達に会えたな、という思いは今も強い。そんな友人達に久しぶりに出会える機会を与えてくれた、takosanと奥様に、心から感謝したいと思う。ありがとう。そして、末永くお幸せに!!



 P.S.オレがビデオを撮ったからにはどうなるかはまぁ覚悟しておきなさい。ボチボチやるから(笑)。

2005年9月25日(日) ▲TOP  



  夜のサイレン
 寝る準備をしていたら、突如サイレンの音がこだました。それが夜の9時頃。最近は娘にあわせて早く寝ることにしているのだ。しかし、えらく近くでサイレンが鳴る。この音は、消防車だ。それ、どこかで火事でも起きたぞ…とばかりにベランダに出て見下ろしてみると、ウチのマンションのすぐ近くまで来て、赤色灯はサイレンを消し、ゆっくりとこちらに向かってきた。

 ちょっと待て、そこでサイレンを消すと言うことはこの辺りで火災?ていうかこのマンション燃えてるの!?でもそんな警告、出てないよ??と、疑心暗鬼が駆けめぐる。その後も次から次へとサイレンを鳴らし、各方面から消防車が駆け付けてくるが、いずれもうちの近くでサイレンを消して近付いてくる。不安が募る。きばと二人、さてもしここで火災が発生しているなら、何を持ち出すか…を相談しながら床に就く。さすがに本当に火災が起きているなら、一時間以上も何も動きがないわけがない。ウチではないということだけは確信。そのまま眠りに入った。


 数時間が経過し、また夜の静寂をサイレンが打ち破った。時間は午前2時近い。ということは既に5時間が経過していると言うことか。一体何が起きているんだ。もう一度ベランダに出て外を確認すると、近くの民家?の前に何台もの消防車が停まっていた。その消防車も、1時間ほどが過ぎたら全て撤収していった。結局何だったんだろう。未だに分からない。ガス漏れか何かの警報でも出たのかとも思うが、でもそれならあんなに消防車が集まるものだろうか…?謎である。というか、金曜の夜でよかった。次の日は、めっきり寝不足だったのだから(笑)。

2005年9月30日(金) ▲TOP  


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