オレは、Windows98の頃から常駐ソフトは殆どと言って良いほど使っていない。本当に必要のあるものだけを使用するようにしている。Win98の頃はリソースの問題があったからなのだが、その問題の解決しているはずのWinNT系を使うようになってからも、それはもはや性分とも言えるほどに定着してしまい、あまり常駐ものは使いたくないという感覚が染みついている。現在、意識的に常駐させているのはウィルスバスター、SmartScrollドライバ、タブレットドライバ程度のものである。そして、もう一つ『HDD-Health』というソフトが常駐している。
このソフトは、HDDのS.M.A.R.T.からの信号を受信し、HDDの状態を逐次チェックし、場合によっては「壊れる可能性のある日」を予想してくれるという、ある意味でのパソコンライフお助けツールだ。ただし、この「壊れる可能性のある日」ってのが恐ろしく近い日を予想された日にゃぁ、お助けツールどころか「死刑宣告ツール」レベルの精神破壊力を持って迫ってくるのだが。
最初、このソフトを入れた時には「故障予想日(Nearest T.E.C.)」は、「N/A(該当無し)」だった。その結果にいたく満足していたオレは、そのまんま常駐させることに決めたのだが、数日後。
Nearest T.E.C. : 2005/01/15
とか、言われちゃいました、テヘ。
…テヘ、じゃねぇ!!買ったばかりのHDDが何でそんなに簡単に壊れる!?不良品か、不良品掴まされたのか!!!!それとも静音ボックスがイケナイのか!?イケてないのか!?とか思ったりもしながら、この『死刑宣告』にのたうち回っていた。それから一週間ほどした後。
Nearest T.E.C. : 2005/04/07
アレ…?延びてる…!?そういや、チャットでちろさんが『アレはある程度情報を蓄積しないと意味ないでしょ』とか言ってたっけか。もう少し待ってみよう…と様子を見ることに。さらに数週間後。
Nearest T.E.C. : 2007/07/24
…え〜と。随分保つようになったもんだね。それだけもちゃぁ、ある意味十分なんだけど。普通、HDDの寿命スパンってもっと短いでしょ?頑張ってくれる予定で、嬉しいよ。
そして、現在。
Nearest T.E.C. : 2017/08/17
ウン、そこまで言われるとウソくさい(笑)。また不安になってきた。えう〜〜〜〜…。夏とかになると、また変わるんだろうなぁ…やっぱり、ファンを一基くらい足してみるかなぁ。静かなヤツで(が)、イイから。