電源来たる
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PCを使うにあたり、何処に最も力を入れるか?
ヒトによっては処理能力(CPU、グラフィックボードなど)と言うだろう。 ヒトによっては記憶容量だというかも知れない。 ヒトによってはテレビ録画やビデオ編集などのAV系能力と言うかも知れないし、 ヒトによっては音こそが大事というかも知れない。
…と言った。(3/17記事参照)
でもって、オレにとってはそれは「如何に快適に使えるか」だったりする。 その為には、処理能力は充分に必要だし、 その為には、記憶容量に怯えることがあってはならないし、 その為には良い音で聞けなければならない。ノイズなど以ての外。
勿論、五月蠅いPCは論外だ。
…とも言った。(やっぱり3/17記事参照)
でも。それって。
動いてナンボの話よね。
いきなり、電源が入らなくなったのだ。ウンともスンとも言わない。電源ボタンを押しても反応が無くなってしまったのだ。つまり、
電 源 様 が お 亡 く な り 遊 ば し て し ま っ た の だ
パソコンを自作する人でも時に見落としているのが電源の重要性なのだが、パソコンが電気で動く機械である以上、実はパソコンで最も重要なパーツと言えるのが『電源』だ。例え世界最高速のCPUであろうとも、世界最高音質のサウンドボードであろうとも、世界最大容量のHDDであろうとも、電気が供給されなければタダのゴミである。電源こそが、そのパソコンの安定性を決める要因であるのは、自明の理と言えよう。
時折、OS自体にも他のPCパーツにも問題がないのに、すぐにハングアップしたりいきなりパワーが落ちたりと、不安定な症状に悩まされる人を見かけることがある。全てのケースに適用できる話しではないだろうが、そういう人はパソコンの電源ケーブルを壁のコンセントから取らず、延長ケーブル(しかも超タコ足)から取っていることがままある。そうなると供給される電圧が不安定になり、結果的にハングアップや電源ダウンと言った結果を招くことになる。オレも一度、原因不明のパワーダウンにぶつかったことがあり、その時はケーブルとコンセントの間に変換コネクタをかましていたのが原因だった…という単純ながらも気付きにくいトラブルに巻き込まれていたのだった。
そんな大切な電源様が逝ってしまわれたのだ。昔ならば速攻で予備電源に繋いでいたかも知れないが、引っ越しの時にその類は全て捨ててきた。仕方がないので、きばのパソコンから電源を一旦借りて接続すると、ちゃんと動く。コレはどうやら本当に電源が逝ってしまったらしい…と、急遽注文することにした。 今まで使用していたのはHECのHEC-300-Tと言う製品だった。最近ではドコも扱っていないのか、全く目にすることが無くなったのだが非常に静かで良い電源だっただけに、さてコレの代替となるような製品は…と探していると、TOPOWERの製品が静かである…との情報を得て、それを購入することにした。最近の静音電源のトレンドと言えばSS-400FB辺りになるのだろうが、少々お高い。そこで、今回はTOP-370XPを買うことに。ここのところ、対応が早くなっててオレの中での評価少しずつ上昇中のPC-successに注文。前の液晶の時には二日出来たので、今度もそのくらいかな…と期待していた。納期、Aだったし。
来ません。
全然来ない。待てど暮らせど来ない。納期に表記されている日を過ぎても来ない。だんだんと腹が立ってきて、「やっぱりその程度の店か」との思いが頭をもたげ、そろそろ来るだろうから…と取り外して元に戻しておいたきばの電源を再びオレのマシンに繋いで、店に抗議メールを送った(注文番号が分からなかったのだ)。そりゃぁもう、怒りたっぷり皮肉たっぷりで。

三時間後に届いちゃったよワァイ。
う〜わ〜、う〜わ〜、う〜わ〜、恥〜ず〜か〜し〜い〜〜〜〜。結局の所、納期表示から二日ほど遅れただけだった。それなのに「アンタんところの体制は依然と変わらずダメなまんまなんか固羅」てな内容のメール送ってるしー!!ぐああああああ。
で、でも、でも、発送確認メールくらいやっぱり欲しいと思うのだ。 今回の苦情メールへの返信には、ちゃんと佐川急便の荷物番号も記されてきたのだ。他の店だと、それを送ってくれるから不安がらなくて済むのだ。 だから、だから、オレの不安ももっともなものであってダネ…
ぐ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(穴探し中)
ちなみに、TOP-370XPは静かだし電源容量の不安もないし(どうやらP650に替えたことで、300W電源の限界突破したっぽい)、悪くない感じなのだ。…同時に購入したPAPSTは、やっぱり音質的に気に喰わん部分があるのだが…ケースファンはやっぱりNidecかミネベアに限る。
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